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最後に訪れたのは細川忠興(細川ガラシャの旦那)が
細川家の菩提樹として創建した高桐院,
全体の趣がいままで見た3つの塔頭とはかなり異なります。
楓と竹と苔を多く使った庭園は嵯峨野,大原のお寺に近いような趣です。
石と砂の無機的な素材による抽象的な美から,
有機的な素材により具体的な,分かりやすい美しさです。
本殿南庭,楓の若緑が雨に洗われてとてもきれいです。
秋の紅葉の時期はさらに美しいのだろうと想像されます。
紅葉の時期に是非来て見たいものです。
写真上は玄関へと続く参道,
真っ直ぐ伸びた石畳の道と左右の楓が織りなす縦横の直線がきれいです。
楓,竹,苔がつくり出す緑を日の光が際だたせています。
中は本殿の南庭に面する軒に下がる吊り灯籠,
この吊り灯籠なにかすてきです。
下は本殿の部屋,障子通して緑の光がさしこんできます。
方丈のひかり緑に夏楓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d4/3928cddec4a2077d59700be6d11b2239.jpg)