再び京都での写真です。
大徳寺,そして参道にはたくさんの松があり,
雨に濡れ,どれも緑がとてもきれいでした。
写真上,龍源院の前から南門,北大路通りへ向かう道の松並木です。
すらっと伸びた松に石畳と玉砂利,
和服の女性の歩く姿が似合いそうな道です。
写真中,大徳寺法堂の横あたり,低く枝を伸ばした
枝振りのよい松が数樹あります。
それらの松が青いまだみずみずしさを感じる
美しい松笠をたくさんつけていました。
新松子(しんちぢり)と呼ばれる松笠の赤ちゃんは秋の季語になっています。
これはそれが冬を越し,
花から一年経過したいわば松笠の子供と思われます。
松笠は茶色のあのなじみのある松笠になるためには2,3年かかるようです。
写真下,仏殿の前の道だったと思います。
比較的背の低い松が植えられていました。
各枝先から松の新葉が一斉に空に向かって,きれいな新緑を見せていました。
その下のほうにある茶色の部分,多分,花(雄花)です。
霧雨や松の新葉の天を向き