
平城京跡の広野に烏帽子のような黄色の花,
ミヤコグサがたくさんの花を咲かせていました(写真6/12)。
翌日行った京都仁和寺の庭園にも,この花が咲いていました。
東京の多摩地方ではあまり見かけません。
やはり,名前のとおり古都に生える草なのでしょうか。
ミヤコグサはマメ科の多年草,
日当たりのよい草地にほぼ日本全国に分布しているようです。
ミヤコグサの名は,昔は京都,奈良あたりに
たくさん見られたところからの名のようです。
その花の形から烏帽子草(エボシグサ)の別名があります。
平城京跡の大極殿に登り,後方を見ると,
丁寧に円柱状に刈り込まれた植木がたくさん並んでいました。
なにかおもしろい景色なので写して見ました(写真下)。
場所は内裏,天皇の住まいの跡のようです。
しゃれなのでしょうか,意味があるのでしょうか,
柱のあった場所に柱状に刈り込んだツゲの木が植えられています。
千年の浪漫馳せるや都草