行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩秋の木の果実

2015-11-09 20:00:47 | 花,植物
昨日に続き、10月下旬から11月初旬、
散歩道に見つけた木の果実、
紅い実以外のものを集めて見ました。


アジサイ科ウツギ、
初夏に白い花をたわわにつけウノハナとも呼ばれるウツギ、
その果実はこんなユニークな形です。


トウダイグサ科ナンキンハゼ、
中国原産で公園樹や街路樹としてよく植えられ、
野山に野生化もしています。
その果実が青から黒く熟すると割れ、
中から白い種子が現れます。
紅葉も美しいナンキンハゼです。


ウコギ科カクレミノ、
若い樹では分裂葉が多く見られるが
成木ではほとんど不分裂葉になります。
果実は熟するとこんな紫黒色です。


ユズリハ科ユズリハ、
春に枝先に若葉が生え、
その下に花が咲き、古くなった葉は落葉していく、
その様子を世代交代に例えたユズリハの名。
果実は葉に隠れて見つけづらいのですが青黒色です。


シソ科ヤブムラサキ、
鮮やかな紫色の果実です。
ガクに毛が多く、
実にもびっしりと毛の生えたガクが残ります。
同属のムラサキシキブとはこの毛深さで見分けられます。


これもヤブムラサキの果実、
上が山蔭の暗い場所でのもの、
こちらは比較的日の当たる明るい場所、
そのせいか色がずいぶん異なるように写っています。





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