行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ルリビタキの若い雄とシモバシラ

2021-01-14 20:00:10 | 鳥と植物
寒い日の続く今年の1月上旬です。


1月9日、
青色のルリビタキの雄は見られませんでしたが
メスあるいは当歳の若い雄と思われる個体に出会いました。


羽色からはメスかなと思いましたが、
脇腹の黄色と薄茶色の境界がはっきりとしています。
これは雄の特徴です。
若い雄の可能性もあります。


少し日の陰りのある綱の上にとまりました。
脇腹の羽などに青味が感じられます。
多分、若い雄です。
ルリビタキの当歳の雄はメスとよく似た羽色で
見分けるのがなかなか難しいのです。


今年は年明けから寒い日が続き、
東京の郊外ではこの日も最低気温はマイナスとなったようです。
12時頃の撮影ですが、まだシモバシラの霜華がきれいに残っていました。


シモバシラはシソ科の宿根性多年草、
花よりも枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られます。
冬になると茎は枯れますが、根は活動を続け、
枯れた茎の道管が水を吸い上げ、
そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍り、霜華ができます。
この冬は高尾山に行けませんでしたが、
東京の平地でも霜華が見られました。


そして、水を循環させ、水に動きのある池にも薄氷がまだ残っていました。
コメント
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