行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トサミズキとアカシデ

2021-03-16 20:00:22 | 花,植物
3月10日、
久しぶりの南山散歩、
青空にトサミズキの黄色、アカシデの赤褐色が美しく映えていました。


山斜面に枝いっぱいの淡黄色の花、
早くもトサミズキが満開のようです。
その左後方には紅葉と見間違うような赤褐色、
アカシデです。


トサミズキ、
高知県のみに自生が見られるマンサク科トサミズキ属の落葉低木、
トサミズキにしては大型のこの樹、
かなり前にここに植栽されたものと思われます。


トサミズキの後ろのアカシデを望遠でアップ。
たくさんの赤褐色の尾状の雄花が垂れ下がるように付いています。
アカシデ、カバノキ科の落葉広葉高木、
早春、若葉が出る前に枝いっぱいに雄花がつきます。


上とは異なる個体ですが、
さらに近くから写した同じ日のアカシデ。
小さな尾状雄花がたくさん付いているのがよくわかります。
雌花もあるのですが小さくてこの写真では確認できません。


トサミズキの花。
早春、若葉が出る前に穂状花序に垂れ下がるように淡い黄色の花をつけます。
一つの花序に7~10個ほどの花がつきます。
花は花弁が5枚、萼片も5枚あります。


ついでにヒュウガミズキ。
トサミズキと同科同属、
トサミズキを小型にしたような樹、花です。
一つの花序に1~3個ほどの花がつきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする