行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩夏の野の花

2024-11-06 20:00:19 | 花,植物
8月24日、
丘陵の野道にツリガネニンジン、ヒヨドリジョウゴ、ガンクビソウなど、
晩夏から初秋の花を写しました。


ツリガネニンジン(釣鐘人参)が早くも咲いていました。
山野、山地の草原や林縁などに自生、
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。
花期は初秋(8~10月)、茎の頂部に淡紫色の鐘形の花を下向きに咲かせます。
花柱が花冠から突出することでよく似たソバナと区別ができます。


シロバナツリガネニンジン(白花釣鐘人参)。
ツリガネニンジンの白花種です。
多年草らしく、大草となり、たくさんの茎を伸ばして花をつけていました。


ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)も花をつけていました。
ナス科ナス属のつる性の多年草、他の樹木等に絡み付いて花をつけます。
花期は8~9月、小さな花冠は白色で深く5裂し、大きく外に反り返ります。
花冠の基部に緑色の腺体が目を引きます。


ガンクビソウ(雁首草)が群生して花をつけていました。
山地の林内や林縁の半陰地に生えるキク科ガンクビソウ属の多年草です。
花期は8〜10月、頭花がキセルの雁首に似ていることからの名です。


頭花は枝先にふつう1個がつき、直径が6~8mmほど。
たくさんの小さな筒状花が密生しています。
一般に花びらと呼ばれる舌状花はなく、筒状花だけの地味な花です。


センニンソウ(仙人草)も花をつけていました。
キンポウゲ科センニンソウ属に分類されるつる性の半低木、
花期は8~9月、毎年この花が咲くと夏の終わり、9月がすぐです。
有毒植物で別名がウマクワズ(馬食わず)、毒があるので馬や牛が食べません。


ヘクソカズラ(屁糞葛)が花をつけていました。
アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草、
やぶや道端などによく見られるいわゆる雑草ですが、
中心部が赤紅色の白い小花はけっこう美しく、まとまって咲いていると絵になります。
花期は夏、7月頃から花をつけています。
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