行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

花殻を食うカナヘビ

2018-08-11 20:00:41 | 動物
カナヘビ、
正確にはニホンカナヘビ、
日本固有の種だそうです。
ニホントカゲとともに日本で身近に見られるトカゲです。


カナヘビ、
動物食だと思っていましたが
植物も食べるようです。


連日の暑さで餌となる昆虫が少ないのか、
シモツケの花殻を
大きな口を開けて懸命に食べていました。


この姿、表情、まさしくトカゲです。


盛夏、
地表は熱せられて暑いのでしょうか、
草の上に姿を現しました。


ネットからの受け売りです。
カナヘビの名は「カナ」がかわいらしいという意味があり、
小さくてかわいらしい蛇でカナヘビ。
または、金属色、カナ(金)色をしたヘビでカナヘビ。
2説があるそうです。
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チョウトンボ

2018-08-10 20:00:21 | 昆虫
7月17日、孫の顔を見に静岡の菊川へ、
そこでチョウトンボを写してきました。
東京でもいるところにはいるのですが
筆者の自宅近くでは見ることの少ない憧れのトンボです。


チョウトンボ。
幅広い翅をもち、
ときどきチョウのように翅をはばたかせて飛びます。


平地の水生植物の多い池によく見られます。
菊川には茶畑の中にチョウトンボがいるそんな池があり、
暑い中、ちょっと時間があったので撮りに行きました。


金属光沢の青紫色に輝く翅が美しいトンボです。
この日は薄曇り、
ちょっとの間ですが、日が射して翅が輝きました。


構造色、光の当たり方によって翅の輝き、色が変わります。
露出を明るくして、写して見ましたがその色と輝きがもう一つです。
晴れていれば、もっときれいに撮れたかもと思いながら、
次回(来年)の楽しみとしました。


とまっているのはガマの穂、雄花花序の先端。
ナツアカネやマユタテアカネとほぼ同じ、
体長30-40mmほどの小型のトンボです。


飛んでいる姿を撮ろうと試みましたが
小さなトンボ、たくさんある水草にピントが来てしまい、
また飛びものを撮る技術、機材にも不足があると知り、
それはあきらめて、結局とまってくれるのを待ちました。
しかし、そんなときはなかなかとまってくれないチョウトンボです。

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ボロボロのゼフィルス

2018-08-09 20:00:55 | 昆虫
7月初旬、
自宅近く、林縁の散歩道をふらふらと飛んでいたシジミチョウが
道ばたの草の葉にとまりました。
翅は傷んでいますが見慣れないシジミチョウです。


調べてみるとオオミドリシジミです。
ゼフィルスと呼ばれるほぼ6-7月限定で見られる樹上性のシジミチョウの一つ。
この辺りにはいないと思っていたので、
翅が傷んでいてもうれしい遭遇です。


オオミドリシジミ、
オスは翅を広げると美しい淡青緑色、
来年は是非見て見たいものです。
メスの翅表は黒色、この個体はメスのようです。


同じ頃、ほぼ同じ場所で見つけたシジミチョウ。
色褪せて、一瞬なんだかわかりませんでしたが
翅の模様からミズイロオナガです。


ミズイロオナガは最も身近に見られるゼフィルス、
今年は5月下旬から6月初旬に、
新鮮な個体をたくさん見ました。
それからほぼ一月半、ボロボロになりながらも飛んでいました。


ウラナミアカシジミも見つけました。
翅の縞模様も色褪せ、もうボロホロです。
また来年の6月最初、姿を見せてください。


ゼフィルスでもシジミチョウでもはありませんが
翅がかなり傷んでいるキアゲハです。
ムクゲの花に吸蜜していました。
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セセリチョウ5種

2018-08-08 20:00:21 | 昆虫
7月に写したセセリチョウ、
昨日のコチャバネセセリを除いて、
オオチャバネ、ミヤマチャバネ、チャバネ、イチモンジそしてキマダラセセリの5種です。


オオチャバネセセリ。
後翅に白い斑紋があるセセリチョウの中では姿も大きく、
斑紋もはっきりしています。


翅を広げても白い斑紋が豪華、
オオチャバネセセリ。


ミヤマチャバネセセリ。
後翅に白色の小斑列以外、
中ほどに大きなはっきりした白斑が一つ見られます。
ミヤマの名がついていますが、
河川敷の草原などによく見られます。


チャバネセセリ。
後翅の白斑列は小さく、
よく見ないと白斑列が無いように見えます。


イチモンジセセリ。
後翅の白斑列がきれいに一列に並びます。
一番多く見られるセセリチョウ、
特に8月以後、個体数を増やします。


キマダラセセリ。
翅裏の黄褐色と茶褐色のまだら模様がきれいです。


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夏型コチャバネセセリ

2018-08-07 20:00:20 | 昆虫
コチャバネセセリ、
低地から山地にかけて普通に見られますが、
シックな翅色が素敵なセセリチョウです。
春型と夏型があり、微妙に翅色が違うようです。


7月中旬に写したコチャバネセセリ、
翅色も美しい新鮮な夏型個体です。


イネ科の草の撮りやすい場所にいたので
空を入れてもう一枚。


しばらくすると、翅を広げました。
黒褐色の翅表、
翅の縁毛が白と黒とのまだら、
夏型のコチャバネセセリです。


ヤマユリの花にコチャバネセセリ、
花の中をあちらこちらと動きながら吸蜜していました。


シシウドの花にも吸蜜していました。
露出をマイナスにして、背景を黒く。


5月に写した春型コチャバネセセリ。
縁毛が一様に白色であること、
夏型に比べ、翅色が少し暗色になるようです。

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ムギワラトンボはシオカラトンボ

2018-08-06 20:00:03 | 昆虫
シオカラトンボ、
最も普通に見られるトンボです。
小さい頃、トンボといえばこのトンボでした。
そして、ムギワラトンボとシオカラトンボが同じ種とは知らず、
捕虫網を片手にシオカラトンボだ、ムギワラトンボだと追いかけていました。
塩辛色をしているのでシオカラトンボ、
麦藁色をしているのでムギワラトンボなのですが、
シオカラトンボの雌と若い個体が麦藁色、ムギワラトンボと呼ばれることを
だいぶ後になって知ったように思います。


2匹とも麦藁色のカップルを見つけました。
交尾していますので雌雄のカップルです。
雄はまだ塩辛色になる前の若い個体、
雌も複眼の色から若い個体と思われます。


稲葉にとまっていたこの個体、
若い雄です。
腹部の第2,3節の下に副性器が見られます。
腹部末端に交尾の時に雌の頭を押さえて連結するための器官、
上付属器(じょうふぞくき)と下付属器(かふぞくき)が確認できます。


腹部は塩辛色に変わっていますが
胸部はまだ麦藁色、
いわば青年のシオカラトンボです。


塩辛色の成熟した雄のシオカラトンボ、
複眼が美しい青色です。
副性器と上付属器と下付属器が確認できます。



まだ産毛が目立つ、羽化したばかりの個体、
副性器の出っ張りが見えないので雌のようです。


この個体も若い雌、
複眼は薄茶色で、
腹部末端は尾毛(びもう)という器官、
雄の上付属器に比べて少し短いようです。


成熟した雌、
いわゆるムギワラトンボです。
複眼が緑色になるようです。


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クロイトトンボとヤマアカガエル

2018-08-05 20:00:01 | 花と小鳥
公園の林間の小さな池にイトトンボ、
そしてアカガエルを見つけました。
クロイトトンボとヤマアカガエルのようです。


クロイトトンボ、交尾。
平地や丘陵地の水草のある池などに多く見られるイトトンボです。
環境変化に対して、他のイトトンボに比べ適応力が強く
都市周辺にもよく見られます。


雄は黒色で胸部側面と腹部端が青色。
雌の斑紋には色彩変異があり、
緑色のものと青色のものがいるようです。
首を押さえられている方、腹部が太いのが雌です。


クロイトトンボの産卵。
雌雄が連結した状態で水草に産卵します。


クロイトトンボ雄。
成熟すると胸部は粉をふいたように白くなります。


クロイトトンボのまだ若い雌、
池ではなく、草原の中に見つけました。
メスは普段は目の付かない場所に潜んでおり、
産卵期間近にならないと姿を見せないとのこと、
そういう意味では珍しい写真かもしれません。


クロイトンボが産卵していた池の縁にアカガエルを見つけました。
最近はアマガエル以外の蛙はなかなか見ません。


ニホンアカガエルorヤマアカガエル、
背中のラインの形状からヤマアカガエルのようです。
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ヤブコウジ、マンリョウの花

2018-08-04 20:00:33 | 花,植物
7月の山道に咲いたヤブコウジ(十両)、
林縁の木陰に咲いたマンリョウ(万両)、
そして6月に咲いていたモッコク、
下向きに咲く白い花が共通点です。


サクラソウ科ヤブコウジ。
7~8月、山野の樹の下などに小さな花を咲かせ、
秋に赤い実となります。
別名はジュウリョウ(十両)。


花は5~8mm、
樹高は10~20cmととても小型、
でも樹木です。


ヤブコウジ、
蕾は淡いピンク色、
葉は枝の周囲を取り囲むようにつきます。


サクラソウ科ヤブコウジ属マンリョウ。
樹の下などに自生し、
秋遅く、赤い実を下向きにたわわにつけます。


我が家の庭にも鳥が運んだものでしょうか
マンリョウがいつのまにか大きくなり、
花をつけていました。


サカキ科モッコク。
自生もしていますが、
樹形が美しいので庭木や公園木としてよく利用されています。
別名、アカミノキ。
白い花が下向きに咲き、秋、球形の赤い実をつけます。


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みなとみらい街景色

2018-08-03 20:00:52 | 風景
7月18日、
この日も暑い日でしたが
横浜みなとみらいで写真教室の現地勉強会。
街撮りが主題です。


桜木町の駅近く、
ビルの窓掃除のお兄さんと
フィツトネスクラブの看板のお姉さん、
実と虚、青と赤を並べて見ました。


暑さに体を冷やしに入ったビル、
入口付近は4階まで吹き抜けていました。
デザインが素敵なので、
標準ズームを広角末端にして、見上げて一枚。


上と同じ場所、天井の照明に焦点を合わせ。


紅いハイビスカスの向こうのホテルの玄関とタクシーを。


クイーンズスクエアビル内のギャラリー。
作品のディスプレイと照明がおしゃれ。


曲線と直線の組み合わせを
望遠レンズで切り取り。


「モクモクワクワクヨコハマヨーヨー」と長い名です。「
クイーンズスクエアとランドマークタワーの間、
通称「ヨーヨー広場」に造られたステンレス製の大きなモニュメント。
みなとみらいのシンボルの一つ、
アマチュア写真家達の格好の被写体のようで多くの人がレンズを向けていました。
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みなとみらい海景色

2018-08-02 20:00:06 | 風景
7月の写真教室の現地勉強会は夏の横浜みなとみらい。
暑いので外での撮影はそこそこに切り上げましたが、
海のないところに生活している者にはやはり海は、特に夏は必須です。


万国橋付近から、
ランドマークタワーやクイーンズタワーなどのビル群を。
この付近は水鏡に映るビルや観覧車、
特にクリスマスのころは夜景の名所になります。


桜木町から万国橋への海(運河)沿いの道を歩いていると、
ボードに乗った人の集団、
調べてみるとスタンドアップバトルという比較的新しいボード遊び、
サーフインと違って波がなくても、初心者でも楽しめるとのことです。


スタンドアップバトルボードを楽しむ人と
水陸両用バスとみなとみらいのビル。


水陸両用バス、
水上の姿は初めて見ます。
水の上ですが、ちゃんと車のナンバープレートがついています。
バスの水しぶきがほんの少しですが涼感をもたらしてくれました。


背景に運河と万国橋を入れて、
夏らしくアサガオの花、モミジバアサガオでしょうか。


少し歩いて、日陰で休めるぷかりさん橋へ。
この緑色の屋根の建物が素敵でフォトジェニックです。
日本初の浮体式桟橋、
桟橋だけでなくこの建物も海上に浮いており、
正確には船舶(係留船)という扱いになっているそうです。


ぷかりさん橋、
桟橋ですので、当然ここから客船やレジャーボートが発着しますが
名前のせいかどこかのんびりとした感じを受けます。、
人も多くなく、都会の猥雑さ、あわただしさをわすれさす空間です。
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