行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キンミズヒキ、ミソハギ、サワギキョウ

2018-08-17 20:00:29 | 花,植物
キンミズヒキ、ミソハギそしてサワギキョウ。
所属(科)、色は全く異なりますが、
ほぼ同じ場所に咲いていたので一緒にとりあげて見ました。
いずれもやや湿った場所に生え、夏に花をつける草です。


キンミズヒキ。
バラ科キンミズヒキ属の多年草です。
7月~9月、分枝した茎先に総状花序を作り、
小さな黄色の花をやや密につけます。


金水引(キンミズヒキ)の名は
細く伸びた黄色の花穂を金色のミズヒキにたとえたもの。
長い穂に赤色の小さな花をつけるミズヒキはタデ科です。


ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科の多年草です。
名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、
湿地を好み、溝に生えることから溝萩(ミゾハギ)とも呼ばれます。


また、盆花としてよく使われたので、
ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もあります。
写真上、シオカラトンボがちょうど花にとまりました。
これがウスバキトンボだったら語呂合わせになって面白かったのですが。
ウスバキトンボ、ショウリョウトンボ(精霊蜻蛉)とも呼ばれます。


サワギキョウ(沢桔梗)。
キキョウ科ミゾカクシ属の多年草、
8月から9月頃、濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に咲かせます。


他のキキョウ類とは花形が全く異なりますが
美しい山野草です。
有毒植物としても知られています。
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