行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カエデと柿の木とシジュウカラ

2020-12-19 20:00:50 | 
シジュウカラ(四十雀)、
多摩丘陵では最もよく遭遇する小鳥の一つ、
鳥撮り屋さんにはあまり相手にされませんが、
体色も美しく、仕草も可愛いい小鳥なのです。


木に一つまだ残っている柿の実に
シジュウカラがとまりました。


無傷できれいな実、
自分が食べていいのかなとばかりに
周囲の様子をうかがっているかのようなシジュウカラ♀です。


こちらはきれいに食べ尽くされ、
ほぼヘタだけになった柿の実ですが、
まだ食べるところがあると啄んでいます。
どの鳥もそうですが、
餌を食べてる時は動きが少なく、姿を撮らせてくれます。


少しカエデの葉が被りましたが
紅葉とシジュウカラ♂の絵が撮れました。


やはり紅葉とシジュウカラ、
嘴を開いています。
モミジに付いた虫を食が目的のようです。


モミジの枝から枝へ移動するシジュウカラ、
思った以上に動きが速く、
いざ写そうとするとけっこう難しいのです。

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ヤマガラ

2020-12-18 20:00:20 | 
12月中旬、
望遠ズームをバックに入れての散歩、
ヤマガラの可愛らしい姿を撮りました。


好物のエゴの実をくわえたヤマガラ、
まだ実がたくさん残っているセンダンの枝にとまりました。
センダンの実がよい具合にぼけ、
ヤマガラにピントがしっかり来ました。


枯れはじめの紅葉とヤマガラ、
紅葉がヤマガラの腹部の色と被ってしまうせいか、
写真的にはヤマガラと紅葉の相性はいま一つに思えます。


上と同じ場面でヤマガラの正面顔、
頭部の黒色に紛れている眼もしっかり写りました。


カワヅサクラの花芽を啄むヤマガラ、
木の実だけでなく、こんなものも食べるようです。


苔の生えたカエデの幹から顔を出したところを、
逆光下、いい表情が撮れました。


ヤマガラの名は山に生息する事に由来しますが、
山地から平地にかけての常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に普通に見られます。
今の時期、地上に落ちたドングリやエゴの実をくわえて木の枝に運び、
両脚で固定して、嘴で突いて、実の中身を食べます。

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柿の木とモズの早贄とジョウビタキそしてツグミ

2020-12-17 20:00:19 | 
田んぼの畔に3本並んだ柿の木で、
モズとジョウビタキのちょっとした諍いがありました。


3本の中では一番実が残る柿の木に
ジョウビタキ♂の姿を見つけました。
ジョウビタキが柿の実を啄むことは多分なく、
実がない枝にとまっただけです。


警戒心の比較的弱いジョウビタキですが
間に水路があり、これ以上近づけません。
それでも鳥を写すにはちょうどよい距離、
角度をちょっと変えて、ポーズをとったところでシャッター。


そこにモズの雄が飛び込んできました。
ジョウビタキは追い払われるように水田の方に飛んでいきました。


モズが落ち着いたところを今度はモズにピントを合わせました。
写した後、写真を見て見ると、
モズの視線の先、柿の実の手前の枝に「イナゴの串刺し」が写っていました。
いわゆるモズの早贄です。
多分、この辺りを縄張りにしているこの雄モズ、
真冬の餌にとせっかく準備した早贄をジョウビタキに盗られると
あわててジョウビタキを追い払いにきたものと思われます。
その嘴からわかるようにモズは肉食、柿の実は多分食べません。


モズとジョウビタキが諍いをした隣の柿の木、
萎びた実の上にツグミを見つけました。


同日、同じ里谷戸、やはり柿の木にツグミの姿を写していました。
12月10日、こちらが今年初撮りのツグミです。
数年前はいくらでも見られたツグミですが
住宅が増え、都市化が進み、年々冬鳥が少なくなっているように思います。
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モミジ紅葉

2020-12-16 20:00:54 | 風景
12月になって、自宅近くの公園のモミジも美しく紅葉していました。


公園の散歩道、
S字で坂道、レンズを向けたくなります。


雑木林の中の紅葉紅葉。


黄葉のカエデがありました。
その後ろにはオレンジ色もあります。
今年は真っ赤に紅葉したものが少ないようです。


高いところからいつも通る散歩道を。
ここはコナラの紅葉。
春になると斜面にはいろいろの野草の花が見られます。


紅葉の下でお弁当。


この公園では一番赤かったモミジと散策する人。


紅色にオレンジ色と黄色にまだ緑の葉も残るカエデ。
幹と枝の様子もよいので、
画面を紅葉で埋めて見ました。



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12月の散歩道の花

2020-12-15 20:00:27 | 花,植物
12月7日と10日、
鳥撮りが主目的で歩いた散歩道に見つけた花や果実たちを写して見ました。


白い花に薄っすらと紅色、
早くもきれいに咲いた椿です。
木編に春と書く椿ですが、春だけではなく、
秋から冬に咲く種類もあるようです。


真っ赤なボケの花、
11月下旬から咲くボケを寒木瓜と呼ぶようです。


紅葉を背景にヤツデの花。
ウコギ科ヤツデ、晩秋から初冬に咲きます。


12月10日、
ひまわりの仲間と思いますが、
黄色の花がまだ生き生きと花開いていました。


ビワ。
冬に花をつける珍しい果物です。
小鳥を撮り逃がした後、
望遠レンズで蕾を覗いて見ると、
一つ二つと白い花が開き始めていました。


地面の落ち葉の中にたくさんの真っ赤な実、
サトイモ科テンナンショウ属マムシグサの果実です。


薬師池公園にて、
コブシの花芽が膨らんでいると思い写したら
タムシバと立札がありました。
コブシとタムシバ、いずれもモクレン科のとてもよく似たの早春の白い花です。


紅葉を背景にこちらは自宅近くでコブシと思われます。
山に春を告げるのがタムシバで、里に春を告げるのがコブシだそうで、
コブシは花の直ぐ裏に葉を一枚付けるのに対し、
タムシバは葉がないと記されています。

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小さな溝のカワセミ

2020-12-13 20:00:01 | 
モミジとカワセミの絡む写真、
鳥撮りの人の会話を聞いていると「モミカワ」というそうです。
今日は「モミカワ」ではなく、
小さな溝にいたカワセミ、名字みたいですが「ミゾカワ」。


小さな溝の羽目板にとまったカワセミ君、
真剣な眼差しで溝の中を見つめています。


飛び込んだと思ったら、
なにかをくわえて、再び羽目板に戻ってきました。
小っちゃな海老のようです。
こんなものしかいない小さな溝です。


あっという間に飲み込み、
再び、真剣な目つき。
こんな小さな海老では何匹食べても満足できません。


だいたい鳥の正面顔は可愛くなく、怖く写ります。
カワセミも同じ、そこで、斜め正面から一枚。


ちょっと場所を変えて、杭の上に。
カワセミの青色、一番鮮やかなのは背中のコバルトブルーです。


最後に、何のためにあるのかわかりませんが、
池の竹棒にとまったカワセミ、
嘴の下方にオレンジ色が認められるので雌です。
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紅葉とルリビタキ他

2020-12-12 20:00:58 | 
12月7日の薬師池公園、
目的の本命はルリビタキ、
今年もそろそろ来ているのではとの思いで行って見ました。
昨冬は12月から梅が咲くころまで、
何回かここに来てたくさん写したルリビタキですが、
今年は今年、やはりあの青い鳥の姿を写したくなります。
考えて見れば、今年はコロナでショウブの時期もハスの時期にも来ていないので
薬師池に来るのはほぼ10か月ぶりになります。


定番の場所で常連さんらしき人に聞くと、
今朝、今年初めてここでルリビタキを観察したとのこと、
今日はもう来ないかもしれないとのことでした。
あきらめて帰りかけると、
午後の陽が強くあたるカエデの樹に何やら動く小鳥の姿、
葉影と逆光、しかも露出がアンダーのままで撮っていました。
紅葉は色が出ているのですが、鳥の姿はほぼシルエットに写っています。
しかし、雰囲気からはルリビタキのようです。


家に帰り、現像でD-ライティングHSをかけて見ると
きれいな青色が現れてきました。
やはりルリビタキの雄です。
画質が悪くなりましたが、
ともかく、カエデ紅葉の中にルリビタキの絵が撮れました。


カエデ紅葉に埋もれたシジュウカラ。
あちらこちらに見るシジュウカラですが、
動きが早いのでピントを合わせて紅葉の中に撮るのはけっこう難しい。


池には数羽のキンクロハジロが飛来して来ていました。
今しか撮れないということで、
紅葉の映り込みと絡めて見ました。


今度は紅葉を前ボケにして、
キンクロハジロが泳いで来るのを待ってシャッターを。
水鳥は大きく、動きも予想できるので、撮るのは楽です。


池のカルガモ、
池の突起物に一列にきれいに並び、
どの個体も普通は見えない青色の翼鏡を見せています。
この翼鏡、鴨類特有の金属光沢の翼、
種類によって色が異なるので、
見分けの難しい雌の種類を見分けるのに便利です。
カルガモは青色ですが、構造色なので光の具合で色が微妙に変わります。
雄も地味色のカルガモの唯一の彩色ポイントです。
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薬師池カエデ紅葉

2020-12-11 20:00:13 | 風景
今年の多摩丘陵のカエデ紅葉はいま一つかなと思っていましたが、
12月になって、色づきを増してきたようです。
町田薬師池公園の池の紅葉がきれいでした(12/7)。


薬師池。
特に今の時期は、白い橋と紅葉の映り込みがきれいです。


池の端のカエデ、
傷みも少なく、紅葉もちょうど盛りできれいです。
幹、池の緑色もいい具合に入りました。


上と同じ樹、少しカメラを移動、
背景の浮島のススキと対岸景色にピントを合わせました。


紅葉の池への映り込み。
水をろ過して循環させている薬師池、
天気もよく、水もきれいです。


公園に保存されている古民家前の紅葉、
瓦屋根の門がも紅葉をより美しく感じさせます。


今年はオレンジ色の紅葉が多い中、
赤く紅葉したカエデもところどころに見られます。
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カエデ紅葉のカワセミ

2020-12-10 20:00:47 | 
紅葉景色と鳥撮りの両方を目的に
久しぶりに薬師池公園へ行って見ました(12/7)。


薬師池のカエデがきれいに紅葉、
その紅葉にねらい通りにカワセミがやってきました。


紅葉に青いカワセミが埋もれるよう、
明るく華やかな絵をイメージして、
露出をプラスに調整しました。
紅葉で目立ちませんが、
嘴の下方がオレンジ色、雌の個体です。


半分落葉した枝に雄のカワセミがやってきました。
背景に紅葉を入れて、カワセミにピント、シャッターを切りました。
ここのカワセミ、人馴れしていて、
たくさんのカメラマンがいてもすぐに逃げずにいてくれます。


雄のカワセミも露出をプラスで。
モミジに日が当たっていたたこともあり、
背景がピンク色に近い紅色に染まりました。


池の水を背景にして。
背景で印象がずいぶん変わります。
嘴の上下とも黒色は雄の個体です。


まともに午後の日が当たり、
また葉が被写体の近くに多くあり、
ごちゃごちゃ感が強くなってしまいました。
いつもなら、撮れただけで満足なのですが。


池の中の竹棒にカワセミ雌、
水が紅葉の映り込みで紅色に染まる場所に移動して一枚。
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ツルウメモドキ、イイギリ、センダンの実

2020-12-09 20:00:34 | 花,植物
12月初旬の散歩道に
ツルウメモドキ、イイギリ、センダンの実、
そして、カシラダカを写しました。


ニシキギ科ツルウメモドキ。
ニシキギ科はだいたいがそのようですが、
花より、果実が重宝され、庭木や生け花などにもよく利用されます。


果実は熟すと黄色の皮が3つに裂け、
中から朱色の仮種皮が現れ、
11月下旬から12月、ただの黄色の小さな実が美しい姿に変貌します。


つる性、他の樹に絡まって枝を伸ばし、
そこに実をつけるので、
なかなか樹全体を写すのは難しい樹木です。


紅葉を背景に黄緑色から黄色に熟したセンダンの実、
さらに熟成が進むと実がしわしわに変化していきます。
あまりおいしくはないようで、小鳥もなかなか食べに来ませんが、
冬になると、他に食べ物が少なくヒヨドリが集まり、
しわしわの実を次々と啄んでいきます。


イイギリ、
イイギリがヤナギ科というのはどこかしっくりこないのですが
ヤナギ科の落葉広葉高木です。
昔はこの大きな葉で飯を包んだところ、
そして桐の樹に似ているので飯桐(イイギリ)の名があります。
この赤い果実もおいしくないようで、
葉がすっかり落ちた後まで樹に実が残っています。
この実も正月頃になるとヒヨドリがやってきて食べ、いつのまにかなくなります。


冬芽からするとミズキでしょうか、
カシラダカが一羽とまっていました。
何羽の仲間たちは藪の中に逃げ込んだのですが、
この一羽は見張り役なのでしょうか、
高木のミズキの枝にとまり、周囲を見渡していました。
カシラダカ、秋の終わりにシベリア方面からやって来る冬鳥です。
新型コロナで私も含めて世界中がかき回された2020年も残り3週間ほどです。
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