1月もばたばたしておりましたので読書量は低調。しかし内容は充実しておりました。
2015年1月の読書メーター読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1943ページ
ナイス数:98ナイス
建築デザインの解剖図鑑の
感想面白い!!しかもこれシリーズなのね。これは楽しい。絵もすてき。
読了日:1月31日 著者:
スタジオワーク
明石小学校の建築―復興小学校のデザイン思想の
感想☆☆☆☆★ 復興小学校の昭和モダンに惚れて機会をつくってあちこち寄って鑑賞してました。体系的な情報は待ち望んでいたものそのもの。これで全容がわかった上に、復興小学校が建設された東京の時代背景がしっかりわかってものすごくすっきりする一冊でありました。
読了日:1月27日 著者:
狂講 深井志道軒: トトントン、とんだ江戸の講釈師の
感想☆☆☆☆★ 自分でも信じられないぐらいアウェーな分野の本でありましたが、これまで知らなかった江戸の市井の人々の姿が活き活きと浮上してくる。辛らつに安倍政権をこき下ろす芸人はどこに。果たして現在は本当に言論が自由なのかとか。200年後の人々が今の世の中をどんな風にみるのだろうかというところにも思いは及ぶ。良本でありました
読了日:1月22日 著者:
斎田作楽
チャイルド・オブ・ゴッドの
感想☆☆☆☆★ 凄惨でありながらこれ程までに静謐な美しさに満ちた内容に驚きました。
読了日:1月18日 著者:
コーマック・マッカーシー,CormacMcCarthy
ミツバチの会議: なぜ常に最良の意思決定ができるのかの
感想☆☆☆★★ 分蜂のプロセスの深さに幻惑されました。これを地道に調査した過程は気が遠くなるほどでした。しかしこれが民主的なのか。これを民主的というなら、価値観や利害の異なる集団はどうしたらいいのか・・・・。ここで出されている示唆というか可能性にはちと違和感ありでした。
読了日:1月16日 著者:
トーマス・D.シーリー
江戸の庭園—将軍から庶民まで (学術選書)の
感想江戸の開拓・衰勢の間で生まれて消えた庭園たち。切り口は絶妙でしたがやや大味。干潟を与えた上下関係とか、植木を育てた職人や下級武士の姿などもっともっと深く掘り下げていって欲しかった。
読了日:1月11日 著者:
飛田範夫
意識をめぐる冒険の
感想☆☆☆★★ 人間原理を標榜しているということでちょっと引きましたが、前提にして前面に出してくることはなくいたって常識的な内容で安心して読めました。そしてフランシス・クリックとの出会いと別れ。死別してしまうくだりでは思わず目頭が熱くなりました。良本でありました。
読了日:1月7日 著者:
クリストフ・コッホ読書メーター