新年度異動してバタバタしていた仕事も漸く一段落してきたこともあり、この週末僕は勝手に三連休いただきました。
ちょっとホッとしております。
最終日の今日はカミさん、娘と葛西の公園へ。
プライヴェートで市境を超えるのは二か月半ぶりぐらいかも。
毎年楽しみにしていたバラ。今年は見ごろを過ぎてしまっておりました。
見逃したけれどもどうやらとても綺麗に咲いていたらしい。
人の往来も減り月が綺麗に見える日も増えている。
コロナは僕らにこの世界の事を新しい視点から見る、考える機会を与えてくれたともいえる。
アメリカでは黒人男性を拘束する際の過剰な暴力で死に至らしめた事件がきっかけで暴動の嵐が吹き荒れていいます。
格差社会、人種差別の軋轢や国を分断する価値観の違いなどもコロナによってまざまざと露呈してきたことが背景にはあると思う。
日本でもアベノマスクだ、特別給付金だなんだとその効果に疑問のある政策に巨額の税金が投入され、それが結果的に安倍の交友関係にある企業に垂れ流しになっているのではないかという疑問というか疑惑というか、そう見えるしかねーじゃんという実態によって、人々の怒りがふつふつと湧き上がっている。
ジャレド・ダイヤモンドの「危機と人類」なんて時節を得た本なのか。すごいなこの人はほんとに。格差や差別や選挙の仕組み、そして気候変動など描かれている現実の恐ろしさに読むのを躊躇するようなところがありました。
で結局彼はなんと言っているか。
「当たり前のことを無視しても、結局結果からは逃れられない」
これってコーマック・マッカーシーの小説を地で行く話だなー。
つまりはトランプも安倍もそして僕ら地球に住まう人類も甘んじてその結果を受け入れなければならない日がやってくる。だからこそ、今僕らにできることをしっかり認識して対応できるかどうか、明日がちゃんとやってくるかどうかは今の僕らの行動にかかっているという訳だ。
何度も書くけど、結果論的に日本の場合は普段のインフルエンザ流行と大差ない被害を前に無為無策のまま非常事態宣言し、経済を著しく棄損させた上にこの体たらくである。
これで暴動が起こらないのが不思議なぐらいじゃないかと思う。
今日時点の死者数をここに掲げよう。
全世界 400,121人
アメリカ109,802人
イギリス40,548人
ブラジル35,930人
イタリア33,846人
フランス29,145人
スペイン27,135人
日本915人
ブラジルはイタリア、スペインを抜き去り世界第三位へ浮上した。
この経緯を追ってみても日本の外出自粛や非常事態宣言が死者数と相関していないことは明らかなのではないかと思うのだが。
ベランダで育てているトウガラシとシシトウ、並べて植えたらどっちがどっちかわからなくなってしまったけれども、どちらも元気に花を咲かぜました。
品川では屋形船がいよいよ営業再開しました。
まだまだ日常を取り戻すには遠い道のりですが、いつの日か必ず・・・
それまで僕らは地道にひたむきに頑張っていくしかないですね。
皆さん頑張りましょう