浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

風車を見に行く

2007-02-10 15:09:12 | 出来事
今朝はカミさんを仕事場に送っていきがてら、前から気になっていたでっかい風車を見に行った。

京葉線の電車から、海の方角にいくつかでっかい風力発電の風車が見えるのだ。

遠くからでもかなりでっかい感じだ。

あの近くにはヘリポートがあるのに平気なのかな。

でっかいものがあまり好きでない僕としては、怖いものみたさなのだ。

新木場から若洲方面へずんずんと進んでいく。




周りは工事関係や輸送関係の車ばかりだ。意味のない行動をとっている自分が申し訳ない感じだ。

更にどこまで近づけるのか行ってみた。なんだか工事現場なのか公園なのか解らない敷地のなかに立っているようだ。予想以上にでかい。というかやはり怖い。ぶんぶんいいながら回ってるじゃんか。

夢に出そうだ。


写真を撮っていたら、こっちを見てニャーニャー鳴きながらネコが近寄ってきた。
出会い頭に近寄ってくるネコがたまにいるが、そんな時にあげられるものが何もないとなんだか可哀想でおろおろしてしまうのだ。
今日も当然何ももってないよ。
「ごめん。」
更に車で近づける場所を探して移動。



風車が立っている敷地はどうも公園っぽくて、工事現場の合間を抜けていけばその公園にたどり着けそうなことがわかった。

「区立若洲公園」だそうだ。




一歩踏み込むと、「でかっ!」
何度も恐縮だが、ひたすらでかい。



唖然としている僕の足元には先ほどのネコが
「ひぇっ!」
こいつ僕の後をつけてきたのか。車で移動したのに。


「だから何もあげるものはないんだって...」
たまたまなのか、車から降りる僕を見ていて近づいてきたのかなんだか怖いやつだな。



ネコは気にするふうでもなく、僕の足元に座り込むとやがて横になったりしはじめてしまった。

「変わったやつだなぁ」

コンビニでもあれば何か買ってあげるんだけどなぁ。

僕はもう少し風車の下に近づくために歩き出したが、風車の柱の下に何かある。
近づくとそれは鴨の死骸

「げげっ!」




これは明らかに風車にやられたものだ。死にたてだ。
回転する羽に直撃されたんだね。きっと。可愛そうに。
やっぱ風車は怖しいやつだったのだ。間違いない。



振り返ると先ほどのネコがまださっきの場所に座っていた。



なんだかとんでもない場所にきてしまった感が満々てきました。

「あのぉ、丁度いい感じのご飯がここに落ちてますけど...」

僕のような軟弱な人間を寄せ付けない厳しさにあふれた公園でした。

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