浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

2012年11月の読書メーター

2012-12-01 15:30:00 | 読書
2012年11月の読書メーター

なんといっても「要塞都市LA」の存在感がビックでした。


読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1682ページ
ナイス数:342ナイス

こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたことこうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと感想
☆☆☆☆★ スーダンにせよシャキィーラにせよ、イラクやシリア、エジプトの話もどれも非常に生々しい現実を描いている。しかし、もっと早く出てきてほしかった。
読了日:11月25日 著者:ヨリス ライエンダイク
のぼうの城 下 (小学館文庫)のぼうの城 下 (小学館文庫)感想
☆☆☆☆★ こんな歴史があったとは、こんな男達が生きていたとは、ほんとおどろきでありました。みんなみんなあっぱれでありました。
読了日:11月20日 著者:和田 竜
のぼうの城 上 (小学館文庫)のぼうの城 上 (小学館文庫)感想
☆☆☆☆★ すべりだしはややもたついた感じがしましたが、足元を踏み固めたあとの展開はすてきでした。おもしろし!!
読了日:11月19日 著者:和田 竜
「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき感想
☆☆☆★★ 多様性が中長期的には勝るという部分もなるほどでありましたが、人々が多様な好みをもっている場合どんな決定規則でも操作できるという結論の方が不気味に興味深いものがありました。これを逆手にとられたら選挙による民主主義は瓦解する。或いは既に瓦解している。ということか。
読了日:11月15日 著者:スコット・ペイジ
要塞都市LA 増補新版要塞都市LA 増補新版感想
☆☆☆☆★ 度重なる移民の流入により人種・宗教・文化がぶつかり合うことで生み出されてきたLAの都市史がここに。濃厚なのに疾駆するスピード感に何度も振り落とされつつも読ませていただきました。
読了日:11月2日 著者:マイク・デイヴィス

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