今日はすごく良い天気。子供たちも学校だったので早めに出発。本日は、曳舟川、葛西用水路を行くのだ。
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四つ木橋
四つ木橋は新しく掛け替えられているが、親柱は昔のものがそのまま使われてました。
橋と橋の間には四つ木橋排水機場が。ここが暗渠化された曳舟川の荒川への注ぎ口だ。
曳舟川は別名葛西用水路、1660年に掘られたもので江戸時代は亀有上水と呼ばれていたこともある由緒ある掘なのだ。
四つ木橋排水機場
曳舟川跡を辿る入口はこんな感じでした。
実はこの葛西用水路、橋が沢山掛かっているのだけど、ウィキペディアにはその記載がはっきりしない。そんなら俺がと思っていたりしたのだが、実際に走ってみると暗渠の上を親水公園が整備され、橋なのか交差点なのか、よく解らない場所だらけなのだ。
曳舟橋
曳舟橋なんて昔からあった橋っぽいけど、この親柱っぽいヤツは昔のものとは思えない。
そうそうに橋は諦めて、川の気配を楽しむことに専念させてもらう事にしました。
東京都葛飾区西亀有1丁目
十三橋なんて表示もある八差路。
なかなか素敵に穏やかな街並み。
その昔は川に沿って町が発展したハズなので、川沿いの場所はかつて栄えた場所。そして今、その街並みは情緒溢れる旧市街になっていると云う訳だ。
東京都足立区中川4丁目
ここも掘だったりしたのだろうか。
八か村落し親水緑道が交差する。この道路も川の雰囲気で一杯。
六木、佐野新田、大谷田、蒲原、北山谷、普賢寺、五兵衛新田、伊藤谷という八つの村の新田の用水だったようです。
葛西用水路が親水公園化された記念に建てられた銀河の塔。
当然登らせていただきました。交番の前だと落ち着かない気分になるのは何故?
そして足立区郷土博物館へ。
東渕江庭園
ここの奥行きの作り方は素晴らしいですねぇ。
足立区文化財地図をゲットしました。
千住新橋親柱
おお、今日は親柱に縁のある日ですねぇ。大正13年に架けられた橋の親柱だそうです。
そして蛇橋。花畑八丁目、綾瀬川にかかっていたのだそうです。なんで蛇橋か、そしてそこには悲劇があったのだそうです。
この蛇橋にまつわる悲劇があるそうです。
江戸時代、将軍家の小菅御殿を水害から守るために綾瀬川の水を以前の流路どおりに古利根川に流すように堤防が築かれました。ある夏、大雨が降り続くと対岸の大曽根村は水害にあい大きな被害を受けました。村を救うために名主新八が堤防を切って水を小菅方面に流そうとしました。しかし、この企てを知った下流村民の襲撃を受けた新八は堤防の上で命を落としてしまいました。また、幕府の役人にもこの計画が伝わり新八の家は絶家となりました。残された新八の母は悲しんで「新八や蛇になれ」と叫び、ついには濁流の中に身投げしました。
それからというもの、村人がこの川筋を通ろうとすると大木が横たわり、それが突然大蛇となり動き出すのを見るようになりました。村人は、これは新八親子のせいだと驚き、恐れるようになりました。その付近に石碑をたてて供養をしたところ、大蛇はみられなくなったといいます。いつしか、この地にかかる橋を蛇橋と呼ぶようになったとのことです。
中川に抜け北風にのって気持ちよく帰巣いたしました。今日もいいポタリングでありました。