五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

決定力って何だ?

2008年08月08日 | 日々のつれづれに
7日夜のオリンピックサッカー予選の日本-アメリカ戦では、日本がゲームをほとんど支配しながら得点をあげることができず、0-1で敗れてしまい、予選リーグ突破が困難な状況になってきました。

ネットでは原因を指摘する厳しい意見があふれています。いまさらですがあの試合を見て(といいながら、前半戦しか見ていない。途中で花火大会に行っちゃった。花火の話はまたあとで)思ったのは、サッカーの試合を決めるのは「得点する力」なんだな、という当たり前のこと。

前日のなでしこジャパンの試合もそうですが、攻めて来ない相手にきれいなパス回しをいくら見せ付けても、それだけでは何の足しにもならないし、ワンチャンスで相手に得点を許してしまえばそれで負けなんですから。

サッカーで得点するためには、相手のゴールマウスの中にシュートを放つこと。相手のディフェンスに当たりでもしない限り、それ以外のボールがゴールすることはありえません。
私の知る限り、昨日の試合で日本が打った8本のシュートのうち、ゴールマウスを捕らえたのは前半2本、後半は1本だけではなかったかと思います。たった3本ではいくらなんでも勝てませんよね。

勝つためには、何が何でもボールを相手ゴール近くに運び、ゴールマウスの中に向かって撃つこと。それ以外にありません。足や頭でなくてもいい、ひざでも胸でも腹でもいい。とにかく相手ゴールの中に押し込むこと。

次の試合はそのことだけを肝に銘じてがんばってほしいです。
自陣でボールを回している選手(DF、MF)なんか見たくもない。そんなことをするなら自分で持って相手陣内に切り込んで行ってほしいです。

それから指導者へひと言。インタビューで「力を出し切れていない」などと人事のようなことを言わないでほしい。「本番で出ない力」などというものはありません。本番で出すことのできるチカラ、それを実力というのですよ。
コメント (2)
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