大型で非常に強い台風9号は九州の北西の海上を北寄りに進み、朝鮮半島を縦断し、今日温帯低気圧に変わりました。
日本近海ではほぼ海上を通ったため、勢力が衰えることなく、しかも速度が比較的ゆっくりだったため、九州地域で大きな被害を与えました。
一方、遅れて南の海上で発生した台風10号は、海水温の高さにより急速に発達しています。
このままいけば、5日か6日ころ沖縄に接近する模様です。
気象庁は中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速80メートル(何と時速288キロメートル)に達する恐れがあるとのことです。
この台風10号、当初は四国から紀伊半島の間に上陸するのではと言われていましたが、本州の上空に居座る高気圧のヘリを回るように、まるで9号の後を追うような進路になりました。
九州・沖縄地域は続けての台風襲来となるので大変だろうと察します。
夕方のテレビでも途方に暮れたような表情を浮かべている現地の方を映し出していました。
どうか被害が大きくなりませんようにと思わずにいられません。
今年は、今回のルートを通ることが多いようです。
例年めったに台風が上陸することの無い朝鮮半島でも、今年は9号で三度目とか。
高気圧の配置が例年と違うのかもしれませんね。
山梨県地方。
連日続いた猛暑から一転して、雨交じりの曇りの天気になりました。
聞けば、場所に依っては30分くらい雨が猛烈に降ったところもあれば、結局降らなかったところもあるみたい。
山梨のような小さな盆地の地形のところでも、場所によっては違うんですから、広い場所になればなるほど天気は様々です。
天気予報の精度は確かに上がってはおりますが、それでもピンポイントの予測は難しい。
雨雲の場所を始終気にかけているのもシンドい話ですしね。
明日も傘を忘れないようにしなければ...。