Facebookの知人からメッセージが届きました。
タイトルは「あなたみたい」。
いかにも、「どこかであなたを見かけましたよ!」みたいな意味合いの動画付きのメッセージです。
この方とは、時々互いの投稿に対して「いいね」を付け合う程度の仲だし、生活圏もそんなに重ならないはず(現に8年くらいお会いしていません)。
なので、おかしいなと思い、リンクを押す手が止まりました。
こういうときにやることは2つ。
ひとつは、マウスの右ボタンをクリックしてリンクの情報を見ること。
ボタン(リンク)をクリックすることで、どの画面に移るのかがわかります。
怪しいメールにあるボタンやURLを押す前に必ずしています。
今回は、見たことも聞いたことも無いサイト名[https%3A%2F%2Furl.kr]に飛ぶような仕掛けになっていました。
実際にはこの後、長い長いスクリプトが書かれていて、飛んだ先での表示や操作の指示がされているようです。
もうひとつの対応は、ネットでの検索。
Googleなどで「Facebook あなたみたい」を検索してみるのです。
知らない電話番号や個人名が書かれていたときなどに使います。
検索結果には、リンクをクリックするとどうなるかの情報があふれていました。
やはり思っていた通り、スパムでした。
動画のリンクを開くと、それだけでアカウントを乗っ取られてしまうか、アカウント情報を入力するように巧みに誘導されてしまうもののようです。
やはりクリックしないで正解でした。
おそらく、この知人も気が付かないところでアカウントを乗っ取られて、知らぬ間にFacebookのお友達リストからメッセージを送ってしまっているものと思われます。
多分、今頃は親しい友人から「あなたのFacebook、乗っ取られている和よ!」と警告を受けていることでしょう。
このブログをお読みの方も、こんなリンクを見かけたら、一呼吸おいて「大丈夫かな?」と疑ってみてくださいね。