五十の手習い足払い

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軽自動車の規格がTPP交渉に影響?

2012年01月19日 | 日々のつれづれに
「軽」規格、米シェアに影響せず=自工会会長ら反論(時事通信) - goo ニュース

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の参加に関連して、日米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は、日本の自動車市場の閉鎖性を理由に「現時点では反対」と表明し、参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張しました。
これに対して、日本自動車工業会の会長が「軽の規格が米国勢のシェアに影響を与えているとは思えない」と述べたという記事です。

至極当然の話でしょうね。
軽自動車の規格がなくなれば、日本人は3000CC以上もあるアメリカ車を喜んで買うようになる、とでもいうつもりでしょうか?
AAPCは狭い道路を走らなければならない日本の国内事情やセカンドカーとしての用途もある軽自動車の位置づけをもっと勉強すべきでしょう。

郷に入れば郷に従え。

相手の国でクルマを売ろうとするならば、相手の国の事情に合わせたクルマを投入すること、これに尽きます。
TPP交渉の参加条件にするなどは問題外です。
こんなことが条件になるならば参加の必要はないですね。アメリカの横暴も極まれり。

アメリカのオバマ政権も今年大統領選挙を控え、何かと発言力の強いAAPCの意向を無視することはできないのかもしれませんが、こんな業界勝手な論理を認めるようなら先が知れています。
同時に日本政府にもこんなタワケた話をマトモに受けないように求めたいです。「一事が万事」ですよ。

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