松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

外反母趾用の中敷を使ってみたら…

2007-02-15 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
外反母趾に何だか変化が…と書いてから約半月。
その後もじわじわと変化し続けている模様。
とくに新たな痛みとかが出てくることもなく、
少しずつではあるけれど、
親指先が前を向きつつあるみたいです。

実は、前回にコメントももらっている
導引仲間のpantayaさんからのおすすめで
靴の中敷を試用してみたりしています。

数種類の中敷を提供してもらって
実際に装着してみたところ、
想像以上の使い心地。
違和感はほとんど感じません。
ダテに腰痛用、外反母趾用とは
うたってはいないわけですね。
確かにこれらを装着することで
立ち方というか
足首や膝のポジションや負荷が
変わってくるような感じがするような…。
むむむ、これはもしかすると…。

ひとくちに中敷といえども
ホントにさまざまな種類があるとのこと
(最近になって知りました)。
ということは、
この中から自分に適したものを選ぶこと自体が
大仕事となるわけですね。
彼女自身も自分に合うものに出会うまでに
いろいろ試してきているそうです。
できることならば、
ある程度マトを絞っておいてから選びたいと
思ってしまいます。

そこで、先日も彼女から
大まかな種類や選び方のポイントなどを
教えてもらってきました。
試用した中敷は
私にはちょっと厚く感じて、
地面の感触が
鈍くなるのが気になったのですが、
中敷の厚みも数種類あるそうなので
薄いものを探してみるつもりです。
腰痛用よりは外反母趾用の方が
腰にも好感度が高く感じて
これはこれで意外でした。
もしかしたら腰痛には
外反母趾も影響しているのかも。

ちなみにこの数週間で気づいたことは、
足裏の踵-母指球-小指側を結んだ
三角形の各辺にあたるアーチのうち
小指-母指球間の横アーチが
腰の緊張(疲労)にともなって
形状が変化しているらしいということです。
どうも疲れてくると
この横アーチが潰れてくるみたいです。
(開張足というらしい)

最初は中敷の存在を感じない状態でも、
途中から徐々に中敷の存在が
意識されるようになってきます。
つまり中敷の出っ張りに
足裏が乗っかるというか、
支えられているのを感じるわけです。
そして同じように腰あたりにも
違和感を感じるというような状態です。
これは重心が徐々に前に傾いてくる
ということなのでしょうか、
このあたりにも留意してみようと思います。

この他にも歪みの矯正運動なども含めて
いろいろなことが
相乗的に関わってきているので、
直接的な要因は何なのか、
正直なところ自分でもよくはわかりませんが、
こういう状態の方が
むしろ全身調整になっているのかもしれません。