ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

久し振りに事務所で

2006年12月08日 05時30分13秒 | Weblog
昨日は久し振りにサポートセンターでゆっくりと事務整理でした。

各地の立上作業でスタッフが出払っていたここ数日間。T嬢は一人で頑張っていました。実は彼女はプログラマーが本業なのですが最近では経理から雑務まで業務負担が重くて大変ですが頑張っています。ご苦労様です。

私のスケジュールが空いているときには大体来客があります。
メインプログラマーのSと昼食しながら打合せ、その後は業界紙の記者さんが来訪して来期のイベント参加企画の内容打合せや灯油情報の取材対応などで久し振りにゆっくりと過ごしました。

本来でしたら緊張の「打合せ業務」なのでしょうが、連日の緊張感ある営業活動や構築作業からみたらリラックスした一日でした。

風邪の状態もよくなりつつあります。薬を飲んで7時には寝てしまいました。
お陰で今朝は3時過に起床して経営計画を立案中です。

想えば、自分としては真面目によく仕事をしているものです。これまでの人生のなかでこんなに集中していろいろなことをしているのは初めてです。普通なら定年に近い年齢なのですがさらに忙しくなりそうです。体調管理もしなくてはなりません。

今朝は、久し振りに大好物の「野菜たっぷりの味噌汁」を作りまして朝食です。
出張先で食べるビジネスホテルの朝食に飽きてきまして「秋刀魚の開き」なども食べたい状況なのです。

灯油マーケットの販売動向ですが、セルフの増加や各地のSS閉鎖、昨年度のホームセンターの需給状況、巡回販売業者の低迷などでマーケットが急変しています。

灯油マーケット全体のパイは燃転や天候要因などで減少しているようですが、業態別に販売シェアの偏りが明確化してきました。
受注体制や定期配送など配送体制が充実している企業の販売シェアは急増中。セルフSSの店頭現金売りも伸びています。ホームセンターは昨年度の需給不安で減少気味のようです。ホームセンターでの灯油は今シーズン大きな曲がり角になっています。一般的な巡回販売業者は地域にもよりますが、全般的に大苦戦の販売業者が多くなっています。既に「焼き芋」や「ちり紙交換」のようなビジネスでは通用しない時代のようです。

やはり、予想していたような状況が発生しています。

ようやく、本来の石油販売業者による「失地回復」が実現する本物の時代が到来したようです。

大手業者による灯油を機軸とした油外を含む本格的な「ドアツードア」の顧客囲い込み戦略が急速に浸透しています。

灯油、LPGのホームエネルギー、車検、水の宅配、住宅リフォームサービス、タイヤ販売から預かり入替作業、などを多彩なビジネスフォームが生まれています。

SS業者のバイタリティーも捨てたものではありません。
特に当社のクライアントは国産車から高級外国車のカーディラーも兼ねている有力企業が多いので機動力も凄いのです。

新しい形の総合的なスーパーディラーともいえます。

中小零細のSSであっても「配送灯油」を切り口とした地域ニッチビジネス(隙間商売)の可能性は無限のようです。今後はそんなビジネスアイデア情報もご紹介したいと思っています。
新たなSS業界の『失地回復大作戦』が全国で戦闘開始されつつあります。

全国を歩いてみると、SS業界には新たな力強いビジネスフォームの息吹が感じられます。