ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

マクロの話題

2006年12月15日 16時07分25秒 | Weblog
OPECが減産体制に入ると言う事です。
リテール販売業者が経済評論家のごとくとして話題にしても、結論としては国際政治問題のようですからすでに意味がないような状況のようです。

しかし、いるんですよね・・・
その手のマクロの話題が好きな経営者が多いことも事実です。まるで元売の社長が特約店の社長に演説しているような話題が出てきます。別に話題としては悪いわけじゃないけれど業界人としては既定の事実として受け止めるしかありません。

東京12チャンネル(首都圏エリア)の『ワールドビジネスサテライト』や『モーニングサテライト』をみていたら誰でも経済情報がリアルタイムに取得できる時代なのです。そのほかにも世界の情報をリアルタイムに知る手法は溢れています。
日本経済新聞の記事などでは「時代遅れ」になりそうな時代なのです。

進んだ経営者は国際的な石油市場の話題を論じるよりも、与えられた経営環境で自分の会社の収益を如何に確保するかを課題にしています。もはやインターネットやケーブルテレビの経済情報は周知の事実の前提として話題を振ってきます。

営業時などの話題としてそんな経営者の話相手をするには毎日毎日が勉強で本当に大変な状況です。クライアントが知っている事を前提に話されて自分の情報が遅れていたり、既に既定の事実を知ったかぶりして話題にしたら恥をかいて恥ずかしい思いをしてしまいます。

中堅以上のオーナー経営者は実に勉強していらっしゃる方が多いようです。

実際、今回のOPECの減産には政治的な背景やイラク国内の宗教的な対立による国家分裂の危機なども絡んでいると言う事で大変難しい状況のようです。

日本は資源を持たない国内です。
なるようにしかなりません。リテール業者としてはなにも自分の会社だけの課題ではないわけですから先の懸念よりも当面の収益が大切です。

売る物が無くなれば、貴方の会社よりも先に元売が大変になりますし、価格が上がれば消費者が一番困るのです。

もし、玉がタイトになれば値取りをして大切に売りましょう。
系列に依存しない業転仕入れの乱売業者はより困るかもしれません。

昔から「風が吹けば桶屋が儲かる」と言います。

OPECの減産でどうなるか、仕切りが上がったら値上げして売ればいい。
安く売りたい企業は高く仕入れて安く売ればいい。結果は見えています。

世界の果てのマクロの話題より、今年は地元の灯油客の囲い込みが大切です。
ジタバタしないで状況を見極めて落ち着いた対応が大切な時です。




アッという間の一週間

2006年12月15日 11時56分01秒 | Weblog
とにかく時間が過ぎるのが早すぎて、もう12月も真ん中です。
一週間なんて、アッという間なんですよ。

今日は、一昨日と昨日の業務整理。
年明け早々に業務フローから企画まで提出する予定ですから前準備。

最近、判ってきた事ですが、石油業界でもERP(基幹業務統合系)システムに対する注目度が急速に高まっています。
いままで、石油業界の流通や税制の特殊性から導入コストが掛かりすぎていたのですが、社内管理コストの軽減が至上命令になっています。

一定規模以上の企業ではERP構築が必須条件になりそうです。

やはり、利益を上げるには、社内的な管理コスト軽減が一番のようです。

「ペトロマスター」の出番が近づいてきました。
来年が楽しみです。

受注体制構築と外販の積極展開

2006年12月15日 09時26分45秒 | Weblog
一昨日、昨日で1000キロを一人で車で走破しまして、タフネスを誇る私もさすがに疲労困憊です。昨晩はよく眠れました。

東北地区の超大手企業で『雪ん子』の古いユーザー様から緊急でコールセンター拡大の要請です。
いまは役員となっている懐かしいメンバーと久し振りに打合せ。
我々の『雪ん子』が永い間企業に定着してさらにネットワークによる広域本格展開をしていただけることは本当に嬉しい事です。

いま想えば、当時某元売関係者の方の要請でプレゼンテーションを行い。東北地区第一号で御導入頂いたスーパーディラー様です。
「役員から「雪ん子」を使用していて助けられた事がなんどもありますよ」とうれしい言葉を頂きまして最近では仕事をしていて一番よかったなと思うような瞬間でした。

今年は、元売販社や全国スーパーディラー、フリート系超大手企業など大手企業の立上作業が多くて久し振りに活況を呈した年でしたが来年はさらに増加しそうです。

セルフ化が進行する反面、大手企業は「外販」、「受注配送」体制の強化を進めています。

受注外販については中小の業者による地域戦略も急速に進行中ですから、忙しくなりそうです。

石油ビジネスは灯油だけではありません。
さらに、油外収益の可能性への発展が見込まれています。