大雪につき「雪の壁」を残してみた…
天気予報では、我が在所も一週間ほど降り続くようである。『団結小屋』に閉じ込められた翌日は、約40cmの降雪があっただろうか?早朝勤務の勤め人たちが車の雪を払い落として、除雪されていない道を出掛けて行く。吹雪で道路が見えなくなることさえ無ければ、40㎝程度の軽い新雪ならば車で走行できるテクニックと車の装備をそれぞれ持ち合わせているはずである。
さすがに、今朝は町委託の除雪車がやって来ない。むしろ、勤め人たちが出勤した後に除雪車が来てくれた方が、若い衆は楽なのかも知れない。そして、除雪車が来た後には、必ず路面で湿った、時として凍った重くて硬い雪を出入り口に残して行き、若い衆が帰る頃までに取り除いておくのが、年寄りたちのお仕事のようになっている^^;
昨年までは、硬く反り立った「雪の壁」を除雪機で、我が農園側に飛ばしていたのだけれど、よくよく考えてみれば、精々が宅配の2t車が稀に通る程度の道であり、普通車がすれ違うことも稀な道なのだから拡幅する必要もなかろう…ましてや一週間も降り続くとなれば、燃料費もバカにならず、堆雪場所(結局、我が家の田んぼと耕作させてもらっている畑である)も満杯で、運びたくても運べない。今朝、除雪車オペレーターの作業を見ていたら、そんな細い道でも4往復ほどして堅雪を運んでくれていたのであるから…
お昼は、野菜をふんだんに味噌ラーメン^^;
はてさて、問題は「律儀」なお年寄りたちである。所詮は、スコップさえも持ったことがないような息子、娘、孫たちのために、せっせと年寄りには硬くて重い雪を排雪し、帰りを待つのでありますが、「年なんだから家のコタツで寝ていなさい。」なんてぇことは言わない。ただねぇ、玄関先に「雪の山」があることが、ご近所への「恥」と捉えているフシがある。ボランティアで玄関先の除雪をお願いされているお年寄りたちに今朝だけはアドバイスしましたよ。「あと三日だけ我慢しなさい。堅雪(雪の山)を除雪すれば、明日また同じ量の堅雪が残されることになる。除雪車による除雪は空いた空間に雪がこぼれてしまうのだから、三日間だけ自分の歩く場所だけを除雪しなさい。」ってね^^; 『だらぐ(自堕落)』と思われても良い、もう、それぞれが年を取り、他人を笑えるほどに、自らの体力も残っていないのだから…。律義さよりも効率的、省力化で大雪を乗り切った方が健康にもよろしいはずである(笑)
ネコのお手伝いは期待できませんので^^;
はてさて、そんなアドバイスをしても年寄りたちは言うことを聞かない。「意固地」になって「雪投げ」をしているとしか思えないのである。若い衆さえ朝の出勤を終えれば、あとは夕方まで堅雪を除いておけば済む話ではないか…除雪車が来る前に家の前をきれいにして、あとから除雪車がやってきて「硬い雪を置いて行った。」と苦情を寄せる。そして、言う訳さ「オラだだって、タダで(何もしないで)居る訳じゃねぇ。」ってね(笑) もっと素直に自分に優しく生きなよ。でなければ、独りで死ぬまでやりなさい…他人の息子(おやじぃ)を頼りにするんじゃないって^^;
かく言う『おやじぃ』も「素直に」歳を重ねることが出来るだろうか?「律儀」という対外的な「見栄」を張るために頑張っているフシも見えるけれどねぇ(大笑)