室温47℃…そんなバカな!
大丈夫ですよ、温度計(というか、裏の説明書には「目安計」とある^^;)は、カバーに入れたままだから、さらに温められたに違いない。今朝6時のハウス内温度は7℃、恐らく陽が照れば30℃位までは上昇しているに違いない。人間は、出入りする度にダウンを着たり脱いだりとせわしないのだけれど、ダウンを持たない「カブラハバチ」は今の時期死んでしまうはず…しっかり生きています。もう一方(下段)は、「キスジノミハムシ」の初期段階での食害痕のようであります。積極的に「暖」を取っている訳ではないのだけれど、一定温度が補償されると作物だけでなく、昆虫も活動を続けるようであります。「ハクサイ」の中からは「コモリグモ」や「チャコウラナメクジ」が出てくる…さすがに、「モンシロチョウ」は飛ばないけれど、この前は暖かさに誘われて「ノシメトンボ」のご夫妻がハウスの天井付近を飛んでいた。親切心を出して外に出してあげたら途端に「凍死」だわねぇ^^;
果菜類と違って、葉菜類主体のハウスだから視界も良好…調子こいて『おやじぃ』は、キャンプ用のテーブル(経費で落としているから「作業台」です!)と反射式石油ストーブ(これまた経費で落としているので、ハウス内保温用のストーブです!)を持ち込んで、安楽椅子(いえいえ、ミーティング用の椅子です!)に腰掛けていたら寝てしまっていた(笑)
さすがに「袋麺」に飽きてしまったので…
さて、お店の屋号は「万来」…米沢ラーメンが美味しい。午後からは、事務アルバイトのリモート研修会(会場:町役場会議室)だから、居眠りこいてお金が貰えるなんてありがたい^^; 眠りに就く前にふと考えたんですなぁ…商売では縁起の良い言葉「千客万来」の反対語って何なんだろう?お客が入れ替わり、立ち替わり訪れる「千客万来」に対して、閑散としている様は「閑古鳥が鳴く」そして「門前雀羅」と言うらしい。「雀羅(じゃくら)」とは、スズメを捕るための網のことらしく、お客が来ないので門前に網を張っても大丈夫!って貴女!「万来さん」に失礼だわ(笑)
はてさて、研修会の話題は「田んぼダム」…水田の湛水能力(貯水量)に着目し、畔の高さを確保しつつ、『尻水口(排水口)』を意識的に狭めることで、豪雨時に一気に流れる雨水を一旦溜め込もうという発想でありますよ。決して悪い発想ではないと思いますが、本来は河川管理者(国県町)が河川の流下障害物(立ち木など)を管理し、浚渫し、洪水に備えるのが筋…維持管理費に予算が中々付かないと見れば、農林省サイドが出て来て『田んぼダム』なる発想で、安い経費で安心安全を確保いたします…と新たな予算が付いたに違いない。仕事を創って、自分たちの生き残る場を作る…お国の『偉いさん』は、色々な生き残り戦略を練り上げるのが上手である^^;
「もう、米はいらんから畑地化せよ。」と言っていたはずなのに、「いつでも米不足に対応できるように5年に一度は米を作付けせよ。」…まったく身勝手である。未整理地で畑地化、水田化を繰り返すためには、灌漑施設の整備が欠かせないというのに…つまり~「農業土木工事」の生き残り戦略かい?結局、頭を働かせているのは、農家の生き残り戦略ではなくて、関連業者の生き残り戦略だったりしてねぇ…全く笑えない!