その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

サティアン・テラス

2019-06-16 05:30:54 | 夢屋工房

『ジーコさん♀』は、一日寛いで行きましたけど…

台風並みの低気圧接近で、雨、風が…いや、それほどでもないなぁ。それなら今のうちにトウモロコシを定植しよう…これで水遣りの必要無し。(実に合理的^^;)田んぼの徘徊は、一日お休みし、降雨前の畑仕事に精を出す。それでも、仕事のオンとオフだけは使い分けたい。だって、全国的に土曜日なのだから^^;
そこで、2年間放置した『第2サティアン・テラス』の大掃除…キュウリの仕分けでオッカー達が使い始め、資材やら道具やらゴチャゴチャの状態。まずは、景色を眺めながらモーニングコーヒーを楽しむ場所の確保をと始めた途端に、『ジーコさん♀』がエサをねだりにやって来た。ドライフードをひと握り半…普段なら、満足して帰って行くのだが、今日は座布団(汚れないように裏返しております…農場長の知恵。)でまったりとくつろぎ始めました。少々、風が強くなり『雨除けハウス』のビニールが心配。三度同じ失敗は繰り返さない。マイカー線で天幕の膨らみを抑え、風対策だけはオン状態で取り組みましたが、サティアンに戻ると『ジーコさん♀』は、『夢屋農場長』の座椅子にしっかり座っている。「アンダ!この前、ウ〇コ残して行ったでしょう。苦労して洗ったんだから、退けっ!!!」座椅子を揺すっても動こうともしない。(どこかのオッカーのようだ!)はたけ落ちるほど傾けたら、ようやく諦めて、元の座布団(裏側)に戻りましたけど^^;


錆びて、底が抜けかけた薪ストーブですが

さて、ゴミは右から左に移動し、ストーブを取り出して久し振りに火を焚いてみました。(結構、素敵!)さっそく、友人である『ノロ社長』に連絡し、夕刻、オシャレにリニューアルしたテラスで、軽く一杯やる約束を取り付ける。『ジーコさん♀』は、まだ帰らない。朝ご飯の後は、お昼に猫缶ひと缶、夕方ドライフードひと握り半…今日は、どれだけ食べるか食べさせてみた。彼女のやせ細った肉体は、ようやく丸みを帯びて来たような気がする。『ノロ社長』の登場(ダックス『半三郎♂』同伴)で帰って行ったが、彼女も今日一日は子育てオフの日だったようであります。「ケンタぁ~!一杯やれ~!」「アカリく~ん!夕方の散歩に来ぉ~!」手あたり次第に若い衆を呼んで、『オジSUN』たちの、おバカな遊びに付き合わせるのであります。(会費無料だよぉ~。)
「良いだろう、この景色!(雨空で遠景は見えませんが…。)」『ケンタ』には見飽きた風景も『オジSUN』たちには、心和む風景…「俺は、都会の明かりが綺麗だと思うけど。」…「都会人のステータスだな^^;高層マンションから眺める夜景なんて、ひとつまみの人間のもの。田舎には田舎のステータスがある。若いなぁ『ケンタ』は。」都会への憧れなんて、遠い昔に忘れてしまいましたよ。むしろ、拡がる遠景に田舎の豊かさを感じるお年頃の『オジSUN』たちでありましたとさ^^;

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幸せホルモン

2018-08-25 06:31:13 | 夢屋工房

「仙台ホルモン」は、とん、トン、豚?

心と身体に心地よさを与えてくれる脳内ホルモン…「セロトニン」「ドーパミン」「オキシトシン」といったものが注目されているようでありますが、やる気、安心、快楽を与えてくれるそうでありますなぁ。(ちょっと待て、快適な気分の時に分泌されているのであって、摂取したから幸せになれるという類の物ではないはずですが^^;)
職場で『幸せホルモン』なるものを出すヒントは、気心の知れた同僚と美味しい物を食べたり、小さな目標を達成したり、人に親切にすること、スキンシップを大切にすることなんですと…至極あたり前と言えるものばかりで、プチな幸福感を味わえている訳だから、脳内のホルモンバランスも取れているのも当たり前^^;(ドリンク剤を飲んで、しあわせ感に浸れる訳ではないのでね。)
さてさて、本日は職場同僚の東北大会出場を祝って、応援ツアーであります。実際には、牛タン、寿司、ビールで喉を潤し、プチ目標の達成(他人の記録でありますが^^;)、声援でストレス発散とプチ親切etc.…『幸せホルモン』放出には、願ってもないチャンスであります。ちなみに、スキンシップでありますが、選手は男子でありますから、握手くらいに留めておきましょう。クソ暑いのにハグまでしたら、お互いにストレスが増してしまうもの…。

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モナリザ症候群

2018-05-13 08:31:10 | 夢屋工房

「泣いた赤鬼」…涙のリラックス効果?

肥満の原因は「モナリザ症候群」などというネタを見つけて食いつきました^^;
『じっとして動かず、食べて寝るだけ…その幸福感に微笑みは絶えないけれど…。』ちゃうちゃう「Most obesity…」(ほとんどの肥満は交感神経の働きの低下による)という英語の頭文字を並べただけで、「モナリザの微笑み」とは一切関係ないそうです。
「生活の乱れ」…夜ふかしをしたり、一日中ほとんど身体を動かさないということでは、前段の仮説は一致しているけれど、それは『モナリザさん』の日常生活に失礼な発言ですわなぁ^^; それでも「微笑み」という言葉に少々引っ掛かる部分がありまして、日常ストレスが溜まっても約500年間(1500年代初頭の作と言われております。)その微笑みを絶やさない「ジョコンド夫人…モナ・リザ」は…調査の結果、裕福な絹商人と結婚し、次男を出産した頃の肖像画であるようです。庶民感覚からすると、授乳や洗濯、家事全般と大変な時期だったろうに。これは完全な『モナハラ』、いやモラハラでありますが…。ストレスが溜まっているのに微笑みを絶やさないというのは、さらなるストレスを溜める結果になるだろうに…一方、「涙」には「眠る」ことと同じようにリラックス効果があるのだそうです。心の優しい「赤鬼」が、友だち思いの「青鬼」の心遣いに「涙」する。幸福感が自然と溢れ出す「微笑み」と心を開放する「涙」と…変に大人ぶって、感情に蓋をしないことが一番のストレス解消法かも知れませんね。

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健康の果実

2015-08-28 18:15:27 | 夢屋工房

ナツメ(棗、夏芽)の果実なんですけれど…

『夢屋農園』にある木の中で、最も遅く芽吹くナツメの木…それもそのはず、初夏に芽吹くことから「夏芽」がその由来であるとか。農園の開拓を始めた6年前、「あれ、この木枯ちゃったかなぁ?」と思ったくらい芽吹くのが遅い。「なんなん なつめのはなのした♪ お人形あそびしてるのは かわいい みよちゃんじゃないでしょうか♪」などと、ナツメの花を見る機会も無いままに、気付けば毎年実がなっていることに、丁度今頃気付くのであります。果実には、解毒、鎮痛、利尿、咳止めの薬効があるとか…「この実、何とか利用出来んかねぇ?」と思いつつ、乾燥させても「煎じる」という工程まで出来ないでおります。まぁ、鎮痛、利尿を含め、今のところ薬を必要としない肉体に感謝しつつ、二日酔いという「おバカに効く薬」にならないかと考える国王であります^^;


本日の「脳みそ」は、お酒で完全に抜けている…

コロコロと鳴くコオロギの声が物悲しさを伝える季節になりました。日中の暑さも一段落し、夕刻は肌寒ささえ感じる頃、イネは入熟期から登熟期へと移行していきます。あと1ヶ月と言ったところなのですが、暑くて畑仕事なんかしてらんねぇ~と言い訳していたのに、今度は寒くてかなしい(我が在所では、怠け者のことを『かなしがり』と言います^^;)のであります。仕事をサボる言い訳は色々とある訳で、如何にオッカーに言い訳するか?
明日は出稼ぎ先の『関師匠』と約束していた野釣りであります。正直者の『夢屋国王』は、オッカーに「明日は釣り休みです。」と伝えましたが、『関師匠』は美人妻『ゆかちゃん』にバレないように、いつもの出勤時間に家を出て、国王を迎えに来てくれるとか…どんなに上手に誤魔化しても女の勘が鋭いことを彼はまだ分かっていらっしゃらない。バレます絶対!
万能薬「ナツメ」の花言葉は「健康の果実」、そして「あなたの存在は私の悩みを軽くします。」なんだそうでありますが、「あなたの存在は、私の悩みそのもの」…オヤジたちの格闘は続くのであります^^;

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小さな幸せ

2015-02-04 12:07:54 | 夢屋工房

2年前に撮ったタチツボスミレです。

フランス人経済学者ピケティ氏の著書「21世紀の資本」が売れている。資料の真偽は別にして、「株式や預金といった資本収益率(r)が、経済の成長率(g)を常に上回っており、資本を多く持っている人ほど収入が増えて格差が広がる。」という主張は、素人ウケする素材の提供の仕方であります。マルクス・エンゲルスの「資本論」が、上部階級と下部階級の闘争で歴史を紐解いたとすれば、ピケティ氏のそれは、20世紀後期から現在に至る構造を紐解いてくれているようにも思えるのであります。(←ペテン師経済学者の見解には注意が必要です。)
経済のグローバル化であるとか国際競争力という名の下に、『夢屋国王』の出稼ぎ先のお給金は、少しずつ確実に目減りしております。経済成長率が低下し続けてくれたお陰で、幾ばくかの預貯金も10年前とさほど変わらない価値を持ち続けておりますが、老後の蓄えは如何ほどあれば良いのかなどと、そろそろ思いを馳せるお年頃なのであります^^;


今夜は、ふきのとうの天ぷらをいただきました^^;

またも出稼ぎ先の飲み会であります。ちょいとばかりメンタルヘルスの研修を受けて、「肉体労働」と「頭脳労働」といった切り分けから、「精神労働」などという新しい切り口を教えていただき、サービスを提供する側の感情を上手く捉えた表現だとひとり納得する『夢屋国王』であります。
社会の費用調達機能と所得の再分配機能を合わせ持つ「租税」であるから、富裕層への課税強化と貧困層への分配は適正に行われなければならないのでありますが、ある一定の「富」を確保するために、さらに貧困層から収奪されているような気分になるのは私だけでしょうか?これから結婚、出産、子育て、教育といった社会の礎を築くはずの若者層に希望を与えられないような社会で良いのでありましょうか?(←今夜の夢屋国王は、お酒の影響で脳みそが活性化しているようです^^;)
さて、春の訪れを告げる「ふきのとう」(栽培モノでしょうけれど)の天ぷらを頂きながら、「小さな幸せ」を感じる庶民派の『夢屋国王』でありますが、はい、巻頭画像の「タチツボスミレ」の花言葉も「小さな幸せ」なのであります。
若者に希望という光と老人に安心という名の幸せを願うのであります^^;

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鏡開き(仕事初め)

2015-01-12 19:09:52 | 夢屋工房

長男『ポン太郎君』へのプレゼント「深川飯」

もう何日除雪を続けているのでしょうか?手帳(日記)には、機械除雪の回数を記しておりますが、そろそろ肉体的疲労で頭の思考能力が低下(元々低いですけど…)しております。今朝も20cmを超える降雪がありました。『第2サティアン』で町委託の除雪車の到着を待ちますが、遂にやって来ない。仕方なく自宅前の道路を人力で、『みちバァ』の家の前の道路を機械で全面除雪であります。『みちバァ』の長女『トモちゃん夫妻』が、自宅周りの雪片付けに来たようで、起き出してきて「いつもすみません。私たちもやります。」などと言ってくれるが、「いいよ、いいよ。」と返事するのがやっとです。(疲れちゃって、返事する気力も無くなっておりますよ。)…今日は「鏡開き(仕事初め)」…我が家の長男『ポン太郎君』の誕生日であります。除雪する傍らで「深川飯」を炊いて祝うことにしました。ちなみに、彼の好物は、貝類ではなく、ジイちゃん(古老)が漬けた甘い「沢庵漬け」でありましたけど…。「仕事初めが誕生日なんて、この子は将来働き者になる…。」何の根拠もないことで、お袋は孫を自慢しておりましたが、自慢の孫は、食っちゃ寝、食っちゃ寝の人生…日頃から力を温存している『3年寝太郎君』は、非常時にその力を発揮するのである。…これまた、何の根拠も無い期待をするバカなオヤジであります^^;


通称「十間蔵」…上杉藩の「御備蔵で」あります。

さらに、今日は集落公民館の屋根の雪下ろし…道路に雪が落ちないように雪止めをしているせいで、屋根の先端には約1mの積雪であります。公民館と言っても、上杉藩の「御備蔵」を改造した建物であります。上杉鷹山公の治世が行き届き、奉行「大石様」が私財(僅かな俸禄を少しずつ貯めたもの)を投じて建てたと伝えられております。享保の大飢饉を教訓に、「天明の大飢饉」の際には、これらの「御備蔵」に少しずつ貯め込んだ米を領民に供出し、ひとりの餓死者も出さなかったというのが自慢の種でありますよ^^;「大石様」の遺徳を称え、「大石神社」という石碑も祀られております。
高い所が大好きな『夢屋国王』は、先頭切って雪下ろしをしますが、内気な若い衆が急な勾配を怖がって前に出て来ません。二日酔いで思考能力が低下している『ノロ社長』と高所作業を生業にしている『テルちゃん』を含めた5人だけでは、到底終わりませんので…「ウラウラ~遠慮してねえで、若い衆も前に出て来いやぁ~!!!まだ、雪があるから落ちたりしない!」と朝から『夢屋国王』の発破が効いて、何とか1時間30分で雪下ろし作業も終了しましたよ。(結構、集落でもヤクザな国王であります^^;)


伝説の名工「左甚五郎」作…「眠り猫」デス

お昼をはさんで、今日は『オジSUNず6』の新年会を予定していたから、食材と薪を仕入れに行こうとしたら…『夢屋国王』が借りている車庫の前に、車がどっかりと駐車され、家人も不在で移動の手段がありません。友人『貧乏父さん(H.N.)』に携帯連絡し、薪を調達してもらうことにしました。そんな訳で、『オジSUNず6』の新年会は「金目鯛のアラ汁」と北海道土産の「縞ホッケ」のみ…「ウラウラウラ~!お前ら菜っ葉け(食え)、肉物ばっかり食ってると、ウン○コ臭くなるから…。」自家製のハクサイの浅漬けと冷凍保存しておいた「もってのほか(食用菊)」を強引に勧め、つまみの少なさを誤魔化します。さらに、肉体疲労で思考能力が低下しているから、発する言葉も段々お下品になっております^^;
「BS-TBS」で映画「八甲田山」を放送していてくれて助かりましたよ…皆さん、そちらに集中して、飲み食いを忘れることしばしでありましたから^^;
今日は「鏡開き」ですからねぇ…切り餅を磯辺焼きにして、正月から良いことを聞く(菊)ように…などという主催者の配慮など気に留めることなどないでしょうけれど…そうそう、今夜は久し振りに『茶トラミー隊員』も出勤して来ました。縞ホッケの残飯とキャットフードの完食…あまりの食べっぷりの良さに、国王は、後から夜食の即席ソース焼きそばを皿に盛りましたが、これまた完食…『夢屋国王』がサティアンを後にする11時過ぎまで、ベンチシートの下でまったりとして行きましたよ。こうして連休2日めも無事に終わるのであります。

追記)今朝の降雪量約10cm…朝の除雪作業は免除されましたが、別の意味での雪片付けが…^^;

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夢屋工房(探偵物語)

2012-11-20 12:11:32 | 夢屋工房

小春日和…昨日は久し振りに晴れ渡りました。このところ、小雨と曇り空の繰り返しなので、ポカポカとした陽気が恨めしい。せめて昨日の日曜日がこんな日和であったなら^^;
「探偵物語」は、亡き松田優作さん主演のTVドラマ、1983年には薬師丸ひろ子ちゃんが主演した角川映画の『探偵物語』とは一切関係がありません。主人公の工藤俊作という名前が、アニメ『名探偵コナン』の工藤新一と交錯し、ストーリーも良く覚えておりませんが、この世の中、「探偵」という職業が成り立つのかどうか不思議に思うのであります。
しかし、「探偵業」を営むためには、法律で管轄する各都道府県の公安委員会に届出を行わなければならないようであります。したがって、平成23年度末で5,300件ほどの「私立探偵」の届出があるそうですから、結構な依頼件数があるのだろうと思われるのであります。依頼内容は、素行調査や浮気調査に人探しなど、刑事事件とはならないような内容で民法上の不正を調べてくれる訳でありますが、あなたの身辺大丈夫ですかね^^;
報酬を支払ってまで調べたいのだから、調査結果に満足するか、調査後の反対給付(離婚による慰謝料など)が無ければ、依頼する意味が無いのでありまして、過去を掘り起こして出自などを調査するなどというのは、所詮、結婚と言う最大の契約が初めから一方的に疑われている訳でありまして、「叩いても埃も出ませんし、清廉潔白な方であります。」などと他人様から保証されても如何なものかと思うのでありますが…。
人の心を盗む者も「盗人」と言うのであれば、世に悪事と盗人の種は尽きないのでありまして、かの石川五右衛門も保証しているのであります。『夢屋探偵事務所』は、農作物の盗人たる昆虫(害虫)の素行を専門に調査しておりますが、今のところ、調査依頼が無いため無報酬。ましてや、これから冬を迎えますので、探偵事務所は開店休業状態でありますよ。
はてさて、世の中の隙間に潜む『飯の種』を探すべく、これから4ヶ月ほど部屋に籠もって調査活動を開始しますか…^^;

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夢屋工房(落下物)

2012-11-19 12:10:27 | 夢屋工房

11月18日…遂に白い物が舞って来ました。みぞれ混じりの雪だから積もることなど無いのでありますが、いよいよという感じであります。空から降って来る物と言えば、子どもの頃のかすかな記憶でありますが、飛行機(セスナ機)でチラシが撒かれたこともあったような…今時、そんな事をやったら環境破壊に不法投棄などと騒がれてしまうことでしょう^^;
同じ紙の類でも、降ってくるものが紙幣であれば、これは間違いなく拾いに出掛けますよ。「これは政府が庶民のために、空から撒いている紙幣ですから、拾っても警察に届ける必要はありません。」などと保証付きであれば、これを拾わない手はないのであります。「しかし、ひとつだけ条件がありまして、紙幣の通し番号は控えておりますから、この紙幣を手にしたら24時間以内にお釣りが出ないように使い切って下さい。」などという御触れが出たらどうでしょう。「使い切らないと、逆に拾遺紙幣滞留罪で罰せられます。」なんてね^^;
ICチップか何かが内臓されているので、24時間以上滞留させてしまうとブザーが鳴っちゃうなんていうのはどうでしょう。薄い給料袋に2枚の赤い紙幣が入っていた日はハズレ…とにかく何か2万円相当の買い物をしなければいけない。ATMでなけなしの1万円を下ろしたら赤い紙幣だったなどということになったら、もう最悪でありますよ。それでも、途轍もないスピードで消費が繰り返されるから景気が良くなることは間違いないのであります。しかし、「赤い紙幣お断り!」などという商店も出てくるかもしれません…その時は、最後に赤い紙幣を手にしてしまった人の負けということでゲーム終了^^;
小学生の頃、「旧ソ連で核実験が行われたから、直接雨に当たらないようにしましょう。髪の毛が抜けます。」などと、まことしやかにデマが流れましたけど、同じ空から降ってくる物でも、これだけは勘弁していただきたい。師走の選挙で、ポスターやチラシの印刷で、多少なりとも経済効果があるのでしょうか?どうせ一人の当選者に対して、落ちる候補が2~3人いるのですから、この際、各党とも総ての選挙区に候補者を立てましょうよ。そして、お金を沢山遣っていただきましょう。どうせ50歩100歩の選挙公約ですから、この際、「私がこの選挙区でこれだけお金を遣いました。最も地域経済に貢献したのは私です。」などと消費した金額で当選人を決めたりして…決して買収工作をしてはいけませんよ。純粋に選挙活動費にお金を遣っていただきましょう…なんてね。落下傘候補に落下物…どうせ役に立たない物ならば、地域経済に貢献してくださいな^^;

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夢屋工房(てこ)

2012-11-18 06:46:05 | 夢屋工房

梃子(てこ)とは、支点を使って小さな力で大きな力を生み出す仕組みでありますが、手子(てこ)ならお手伝いをしてくれる人であります。我が在所では「雪囲いの手子(テゴ)してけろ(してください。)」のような使い方をしますが、こちらから申し出る場合は、「手子子(テコゴ)すっか?」などと手子に子をさらに重ねたと思われる使い方をする場合もあります^^;
天気予報は雨…しかし、曇り空ですから、これは儲けものであります。日曜日は低気圧の影響で大荒れの模様であるから、「雪囲い」の作業は今日中に大方を終わらせてしまいたいところであります。先々週、モチ米の収穫祭を催した時に、友人である『貧乏父さん(H.N.)』の軒先に干してあるハクサイを見たら、正直なところ余りにも貧弱なハクサイだったので、『夢屋農園』産のハクサイを進呈する約束をしておりました。ブログのコメントに「本日、9時に受け取りに来る。」とのメッセージがあったので彼の到着を待っていたら、彼は悪びれた様子も無く、革靴・スーツ姿で現れたのであります。
「君ねぇ…夢屋農園に来るときは、長靴持参だよ^^;」と、ひと言だけ毒を吐いて、10株ほど畑から収穫し渡す。彼は決して計算高い男では無いから、手を汚さずにハクサイを手に入れようとした訳ではないのでありまして、土曜日の営業活動の途中で『夢屋農園』に回ったに違いないのであります。「だいぶ雪囲いが進んだねぇ。」とか「庭が綺麗になったねぇ。」などと、営業活動で身に付け始めた『褒め言葉』が嫌味では無い程度に出て来るようになったようであります。
「雪囲いの骨組みはどのように仕立てるのか。」「雪囲い用の男結びはどうするのか。」「お手伝いが必要なんじゃないか。」…彼の矢継ぎ早の質問が続いた後で、「親しい間柄でも手子(テゴ)は頼まない。余程手馴れた相手でないと、最後は喧嘩になってしまうから。」と、それだけは即座に否定する『夢屋国王』であります。工業製品のように規格が定まっており、決められたパーツを添えていけば良い流れ作業と違って、「雪囲い」作業は生きた庭木を相手に行う作業でありますから、枝ぶりや骨組みの長さ、幅が毎年微妙に違ってくるのでありまして、あてがう板の長さや枚数が微妙に違うのであります。(とは言え、使う材料は同じでありますが…)したがって、ここにこの長さの材料が欲しいという主作業者と手子の気持ちが合わないと、「もう少し長いヤツ!もうちょっと短いヤツ!!…薄勘悪いなぁお前…!!!ブチッ!(切れる音)」といった具合に喧嘩の材料にしかならないのであります。
だから、賢明な『夢屋国王』は、例えオッカーが暇してコタツでくつろいでいたとしても、昼寝をしていたとしても、決してお手伝いを頼んだりはしないのであります。ましてや、そのことを怒ったり、怨んだりしない。彼女がどんなに気を利かせたとしても、最後は喧嘩になると結論が分っているから…^^; 寒かったでしょうと夕方風呂を沸かしてくれて、熱燗の一本もつけてくれれば(これは絶対無い)充分満足しなければならないのであります。
今朝は、予報通り大荒れ模様…昨日の内に何とか庭木の「雪囲い」はその大方を終えることが出来ましたよ。来週は「勤労感謝の日」であります。山形青菜やダイコンを漬け込んだり、『夢屋農園』の残渣を片付けなければなりません。まだまだ、冬を迎える準備は続くのであります。今年の漬物はオッカーにやらせてみるか…^^;

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夢屋工房(ストーカー)

2012-11-17 12:37:03 | 夢屋工房

ストーカーstalker)とは、特定の他者に対して執拗につきまとう行為を行う人間のことをいうのだそうですが、警察庁の発表では2011年のストーカー行為の認知件数は14,618件だったそうであります。松任谷由美さんが歌う「まちぶせ」…恋する乙女の心情ならば、微笑ましい限りでありますが、「つきまとい」がエスカレートし殺人事件まで発展すれば見過ごせない行為であります。
さて、出稼ぎ先の『チーム夢屋』は、小さな事件の解決のために関係者を追い続けること半年、遂に最後のひとりに辿り着きました。まぁねぇ、特定の人物を待ち伏せ、追いかけている訳ではありませんから、ストーカーと言われる所以はありませんが、コツコツと情報を集め辿り着いたチーム員には最高の褒め言葉を贈らなければいけません。そこで、新人君に教えてあげました。「決してこういう性格のオジサンたちと恋愛をしてはいけないよ。恋愛感情が拗れたら、どこまでも追いかけるから…^^;」全然、褒め言葉になっていないのでありますよ。
野に咲く植物の中で、オナモミやアメリカセンダングサなどの種子にはトゲが生えていて、動物の身体や人間の服に着いて移動するという手段を身に付けております。作業服ならともかく、編目の粗いニットなどに着いた日には、取り払うのに厄介な存在であります。最近、外作業をしていて思うのでありますが、アメリカセンダングサのトゲもある一定の時期が来ると折れやすくなるのでありまして、オナモミのトゲだって、内向きにカールしており、着きやすくはなっているのですが、決して動物を傷つけるようなトゲの構造にはなっていないのであります。よくよく考えれば至極当然なことでありまして、彼らは移動手段を身に付けているのであって、いつまでも動物や人間にくっついていたら、新たな生育場所に落としてもらえない訳ですから、どこかで落ちる、あるいは、落としてもらう必要がある訳なのです。
片想いや一途な恋などというものは、恋愛小説の中の話題と思っておりましたが、人に纏わりつくトゲという熱烈さと、時が来れば意外にも簡単に落ちてしまう(折れてしまう)淡白さの両面を持ち合わせて、人間も生きているはずなのであります。しかし、精神的にそのバランスが上手に保てないことがストーカーの原因となってしまうのでありましょうか?厄介な秋の植物を見て、精神のバランス論を考える『夢屋国王』でありましたとさ^^;

ちなみに、オナモミの花言葉は「頑固」「粗暴」なんだそうでありますが、研究成果を上げ、ビジネスチャンスを逃さないといった意味においては、愚直なまでの頑固さと拘りが必要であります。一方では、辿り着くまでの方法論を、大胆に変えてみるといった柔軟さを求められる場合もある訳ですから、硬軟合わせ持った生き方が必要だということに改めて気付くのでありますよ。

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