goo検索エンジンによれば、カナダでペットショップから逃げ出したヘビが、階上に住む男の子二人を絞め殺してしまうという事件があったとか…日本では信じられないというか、あるかも知れないと考えるか?私にしてみれば、4.5メートルのニシキヘビが目の前に現れるなどということ自体が想定外のことではありますけれど。
今朝、久しぶりに草刈りをして、定時の『第1サティアン』の友人『ノロ君』を訪問する。長く続いた雨のせいで、畑のキュウリはウドンコ病に蝕まれ、人のことは言えないが草も伸び始めている。しかし、彼は「ナス漬け」製作に余念がないのであります。水と塩と砂糖の黄金比を編み出してからは、彼も一端の漬物自慢のオッサンに変貌しました。やること為すこと大胆ではありますが、今年は何もしないと決め込んでいる『夢屋国王』よりは立派であります^^;
さて、そんな彼が裏の畑に「ナス」を収穫に行ったとき、ナスの枝にヘビがとぐろを巻いていると言う。カメラに収めてブログで発表しろなどと、人を焚き付けるのでありますが、私は全国の『女子高生』の皆さんに嫌われるようなブログ画像は収めたくない。怖いもの見たさという御仁も居るにはいるが、あまりウケが良くないことは知っているから乗り気にならないのであります。
しかしながら、『ノロ君』は続けざまに私を誘うのであります。「見たことのないヘビである。マムシかも知れない。」と…あのねぇ、ここは里山ではないのだから「マムシ」が生息しているとは思えない。(居て悪いということは無いのでありますが、我が在所で53年間、マムシに出会ったことはないのでありますから。)「アオダイショウでは無いよ。」と報告する彼にしたがって、ナスの枝先を見るけれど、どこに居るのか判然としません。
「ヘビを指で差してはいけない。」と教えられたからといって(これまた、田舎特有の迷信であり、何でヘビを指で差して悪いかが分からない。イボを数えてはいけない。数えた分だけ増えるからなどとは教えられたけれど、これもまた迷信であります。)アゴでいる方向を指すのでありますが、「ああ、シマヘビの3年生ではないか…。」と平然と答えてしまったのであります。
お隣の『ミチばあさん』に知れたら、二度と畑には出て来なくなる。心臓が止まるかと思えるほど、ヘビと聞いただけで悲鳴を上げる人だから^^; ということで、つまんで捨てるということもせず(そうだ、ヘビをつまめるのに、ヘビを指で差してはいけないという迷信はどうにも不自然であります。)、ことは穏便に放置ということで…朝からヘビー級な『ミチばあさん』の悲鳴を聞かなくて済んだだけでも幸運と言えるかもしれない。その後、このヘビがどちらの方向(畑)に向かったかは定かではありませんが、『ミチばあさん』の畑にだけは行かないことを祈るのみでありますよ。