大根も首をかしげる言葉^^;
玄関の引き戸に吹雪で舞い上がり、吹き付けられた雪がこびり着く。「だしあれは三日続く。」と我が家の古老は言っていたものである。刻々と変化する気象図は、リアルタイムで閲覧できて、雨雲や雪雲もピンポイントで表示できる世の中でありますから、降り続く雪の状況は予想がつくようになりました。西高東低の冬型の気圧配置は、等圧線の間隔が広がれば寒気が緩む…そうそう、三日も吹雪が続けば寒気は確かに緩むのであります。災難(雪)は、こうしてやり過ごす。経験から来た知恵なのか、東北人は粘り強いなどと言われる所以なのかも知れません^^;
しかし、『だしあれ』って何じゃ?「あれ」は「荒れ」に違いないと思うのでありますが、まさか「だし」は「出汁」ではなかろう。味わいのある荒れ模様の天気なんてシャレた訳でもあるまいし…「で出し」の「出し」なら荒天の始まり、「堕する」が転じた「堕し」ならば、好ましくない状況のようでもある。言葉を考えながら時間つぶしをしておりますが、除雪作業は嫌でもしないとね。我が在所では、除雪車が全車両出動すると一日700万円の除雪費用が掛かるようでありますよ。春には消えて無くなる雪ですけれどね。
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