梅雨時期は天気が続き、8月に入ってからは梅雨のような天気だった今年。8月のお月見は結構大変でした。
少ないですね~。でも、これでも頑張ってこれだけ見られたんですよ。8月4日なんか、ちょっと月影しか見えず、涙ぐましい感じですね。
月でもこの有様ですから、惑星は木星と土星が夕方から夜にかけていたのですが、木星を数回見られたくらいで、あとはペルセウス流星群もたった一つ流星をみて、それも万歳~!って感じでしたよ。さて、9月はどうなるでしょうね。
さっそく9月の惑星をいつものように見て行きましょう。
水星:明け方の東空に見えます。9月12日頃に他の時に比べれば見やすいと言えますが、ここ最近の天気から考えれば早起きして東空を見ても、肩透かしを食らう可能性大なので、夜型人間の私は、たぶん起きてみることはなさそうです(笑)
金星:明け方の東空に見えます。水星より明るく、しかも高い位置にいるので暗い内に起きる方には見つけられる可能性大です。早起きしたら、東空を見て、明るい星がみつかったらほぼ金星と思って間違いないです。私は、たぶんそんな時間には起きないですが・・・9月18日の朝は、お月様が金星の近くにきて、ちょっとメルヘンチックな姿を見せてくれるかもしれません。その時くらいは、天気予報次第では起きる価値があるかもと思えます。
火星:太陽に近いところにいます。水星よりは明るい星ですが、まあ、みるのは難しいでしょう。火星は、外惑星なのでいくらでも見えやすい位置に移動してくるので、何も今 無理してみつけようと朝起きる必要はないと思います。
木星:天気がよければ、かなり1等星より明るい惑星なので、夕方の西空にいる美しい姿を見られるでしょう。実は、8月も西空でお月様とのツーショットを撮れました。(ココに書いています)し、下の写真がその時の木星です。左の点が木星ですよ~~~。結構しっかり見えていますね。肉眼でもちろん見えます。
今の西空で夕方見える1番星となっています。
土星:夜1番付き合いよく、人の目に触れやすいのが土星です。ただ、天気が・・・。木星ほどには明るくはありませんが、肉眼でも見られます。さそり座のそばにいて、星がきれいに見える秋晴れの夜は探してみたいと思います。探し方は、国立天文台の「今日のほしぞら」で、自分の住んでいる地域、見ている時間を入れて、他の星たちの位置と合わせて見つけてみてくださいね。
晴れた夜空の日は、お月様や惑星の木星・土星を楽しんでみましょう。そして、早起きの人は、金星や東の地平線が見える場所がそばにある方は水星や火星にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
では、幸運と好天を願いつつ。