felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

いろんな人がいるんだなぁ~(ハナムラチカヒロさん)

2018-11-08 00:18:42 | 日記

  実は、昨日はこちらのブログはさぼり、「写真ブログ」の方に一昨日千葉市美術館を訪ねた話をアップしました。ツイテないこと続きの日で・・・行ってみたら休館日だった千葉市美術館と。ただし、建物には入ることができ、置いてあった「地球の告白」というチラシをもらってきました。それを見ていて、どうも気にかかって・・・夜6時までやっていると分かったので、今日また千葉に仕事で行ったので、思い切って帰りに寄ってみました。

  もともと、千葉市美術館のある建物は、その新しい建物の中にさや堂ホールという昭和2年の古い銀行を内包している不思議な作りが面白く、さや堂ホールには何だか心惹かれるものがありました。「地球の告白」がそのホールで、しかも展示参加プログラムもあると書いてあったのも、大きく私の興味を惹いたのだと思います。

  4時半頃に辿りついて入ってみると、受付の人が1人いるだけで、さや堂ホール内には見ている人もなく、しかし何とも素敵なこんなものが置かれていました。

     

  中心に世界地図が描いてあり、それを囲むように、いろいろな歩みが層になって書いてあり、淵には月の満ち欠けが描かれていました。

     

    広い台の上には、写真にあるように天体の情報もあるし、地球上のごみについての記述や、「人類の11%の8.4億人が極度の貧困状態にある」「10秒に1人の子どもが飢えのために亡くなっている」などの言葉もあった。そして、その中心に青い光を放ちながら高い天井からつるされた振り子がゆっくりと揺れていた。なんとも、このホールにぴったりのオブジェ。楽しめました。

     

    帰宅してから、作者のハナムラチカヒロという人を調べてみたら、こんな動画が見つかった。日本人も面白い人がいるんだなぁ~。空間を新しい発想で変化させる。代表作と言われる「霧はれて光きたる春」は、特にマスクをして入院中と思われる子どもや大人が見ている様子。そして、画像では最後の方で添えられる詩がまたよかった。11分の動画だが、ちょっと見てもらうとあなたも何かを受け取れるかもしれない。

    夜6時までやっている千葉市美術館。ちょうど「1968年激動の時代の芸術」という特別展示中でそれも覗いて来たが、結構若い人なんかも入っていて、素敵だなぁ~と思えた。美術館の中で過ごした時間は1時間もなかったがとても豊かな時間をもてた日になった。帰宅してみつけたハナムラチカヒロさんの動画も、とても刺激的だった。

    今日も1日が無事に過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

    追伸)ハナムラチカヒロさんの「まなざしのデザイン」という考え方が、クリックすると見られます。これも、面白い。実は、義母のいるホームの建物が、霧はれて~のように建物の真ん中に大きな吹き抜けの空間があるので、何か出来るのではないかと思えてきた。

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする