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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

疲れた1日の薬は、一瞬姿をみせてくれた月

2023-04-26 22:28:56 | 惑星・天体ニュース

    今日は、ピアノのレッスンと思っていたのですが、突然予定変更。心配なことがあって雨の中を奔走。それなのに無駄足に終わり、どっと疲れがでて・・・それでも、待っていたらお月様が姿ほんの一瞬だけでしたがみせてくれて、疲れを癒してくれました。

    <2023年4月26日21:18>

      今日は、7時近くまで雨が降り、その後も雲が厚く立ちこめて隙間がないようすだったので、これでお月様も精一杯の様子でした。

            

        手ぶれで輪郭がやや歪んでいますが、肉眼でも分かるほどにしっかりと、束の間でしたが浮かび上がった月と対面できました。今は、すっかり雲の中です。

        今日は、テレビかどこかで耳にした三國清三さんの「三流シェフ」という本が、やっと手に入って、一気読みしました。

        昭和の時代の貧しさについては、最近東北出身の児童文学作家の本をたくさん読んでかなり分かってきていましたが、三國清三さんの家も、お父さんが作った借金に追われ、小さい時から父の漁師の手伝いをしたり、学校にも十分にはいけなかったようです。

        でも、その頃は、それはまだ珍しいことではなく、地位を築いた人にも同じ思いをした人は少なくなかった。帝国ホテルの村上シェフも小学校卒で浅草ブラジルコーヒーに務めた人で、三國の苦労を理解し、大使館の料理人に推薦してくれ、お金がないけれどフランスに行ってフランス料理を勉強する機会を得られたのです。

        幸せで楽なだけで人生を送っている人など、きっと一握りもいないのではないのでしょう。水鳥が静かに優雅に水面を泳いでいるように見えて、足を水面下で掻いて頑張っている。だからこそ前に進んでいる。みんなそうなのだろうなぁ~と改めておもえた。

         

コメント (2)
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