昨日ご紹介した朝日新聞の記事は、「#ニュース4U(For you)」に寄せられた声から取材班が調べて記事にしたものだと説明がありました。そして、記事の左下に「#ニュース4U(For you)」についての説明とアクセス方が紹介されていました。拡大してみました。
「#ニュース4U(For you)」については、長年朝日新聞を購読していましたが、実は初耳でした。でも、とても素晴らしい試みだと思いました。
読者が身近な疑問や困りごとなどをLINE登録で気軽に朝日新聞に送ることができ、取り上げてもらえる!まさに、新聞社の「聞く耳」ですね。
岸田首相の「聞く耳」は、どうなったか・・・国葬反対の国民の声は無視、防衛予算増額反対でも無視、支持率がた落ちで「異次元の子ども対策」を打ち出したものの、学術会議では、丁寧な説明も同じ言葉の繰り返しのみで欠員状態放置! あげくの果てには、危険な政治介入改革まで試みようと画策。昨日、学術会議の猛反対を受けて、その改革案の国会提出を見送りました。「聞く耳」と言えるのでしょうか? まあ、ともかく、黙っていては危険! オカシナことには、検察法の改正反対運動の時のように、国民の異議の声がやはり大事なのです。
私は、放送局でも新聞でも、意見投稿できるのを利用して、結構、批判や提案をこまめにする方ですが、確率は1%?くらいで、返事や反応があることもありました。それを、ハードルを下げてもっと「聞く耳」を新聞社が大切にしてくれる試み。大歓迎です。
すでに、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」では、このLINE登録制度が前からあり、便利だと思っていましたが、朝日新聞でもやっていたんですね。これは大いに、他の新聞や放送局にもマネして広がってほしいです。
そして、その「#ニュース4U(For you)」のサイトで、こんな記事を見つけました。
ほんとう??? このLINE登録、私も気づかずにいたのに、もう2年も前に登録が500万人を突破していたそうです。心強い人たちがたくさんいるんですね。これですね!ものいう人たちが多くなれば、多数の意見だけでなく少数の意見も無視できない力となって、その地の民主主義を強化してくれるというものです。
クレーマーは困りものですが、恥を知らず声高に自分の利益だけを追い求める人たちが増えている中、恥を知り遠慮がちな人々が声を当たり前のように上げていける社会。それこそが社会が正しい方向に進む原動力になります。
昨日の地方選挙で誰に投票するか決められない方へ!の記事でもご紹介したように、一人一人が発信したり、大事な情報をつかむ癖をつけることが、社会や政治をよくする1歩だと思います。楽しみながら、前へ進んでいきましょう。