さて、昨日のブログでは、10月8日夜からま夜中にかけて、約3時間づつに月と木星の関係が下のように変化した面白さをお伝えしました。
月の左にいた木星が、斜め左から、月の真上にと移動して見えました。
そして、昨夜の夜は、かなりこの木星から遅れて昇り離れてしまった月と木星の下のような写真をお見せして・・・。
(さて、この後はどうなると思いますか?)と質問を投げかけて・・・もし、分からなかったら、空を見上げてみれば答えを確かめられますよ~と実際に確かめてみることをお薦めしておきました。実際に確かめて下さった方がいると、嬉しいのですが。
その後、天気もよく、私は昨夜はずっと今朝まで、かなり何回もお月見と木星を見られました。そこで、正解発表です。
<2022年10月10日20:29>
まずは、1時間半後から。どうかな? 変化はあるでしょうか?ちょっと木星の位置が下がったような気がしませんか?
次は、3時間後です。3時間経つと変化がよく分かりますよ。
右横にいた木星が、ぐっと下に移ってしまいましたね。どうしてこうなるか、分かりますか?
では、上の写真にあわせて夜8時半の時の月、10時の時の月、夜中の1時の時の月、そして、ついでにもう木星は明るくなって見えなかった朝5時の月を順に並べてみますよ。
どうでしょう?まあるい月なので欠けているのがどこかはちょっと見分けづらいですね。でも、その分よく見えるウサギの向きに注目してみると月が回転しているのが分かりますね。実は、木星が月の周り移動したように思えますが、木星と月の関係は変わってないのです!!!???
では、何が変化しているのでしょう???地球が自転して回ったので、ほぼ同じ位置にいる月と木星がこんな風に変化して見えるのです。
*ただし、正確に言えば、月は地球の周りを公転しているし、木星は惑星なので、恒星のようには動いていないので、微妙にずれていることはありそうですが・・・。
地球から見ていると、月がまるで木星を振り回しているように見えて、面白いですね。
さて、5時を過ぎたらもう木星は見られませんでしたが、その後も、今朝はお月様が見え続けました。実は、5時の時のアップのお月様は空が真っ暗なのかと思われるかもしれませんが、実際は下のように見えていました。そして、東の地平線からは、もう太陽が反対側から5時43分に出てくるところでした。すごい朝焼けですね。そう言われてみると、西に沈みゆく月の周りの空も、微かにバラ色になっていますね。
そして、月はどんどん沈んでいきました。太陽の明るさや、地平近くの障害物(電線や木や、雲など)に邪魔されて見え難くなりながら、最後は下のような姿になって沈んでいきました。月の入りは6:47ですが、私が見られたのは6時前まででした。
今日は、朝の説明が長くて、ちょっと大変でしたが、最後に沈んだこの月がまた昇ってきたところの写真をご覧に入れてお終いにします。
美しい月が昇りました。朝の月と夜の月と、2回お月見ができたので「ダブルお月見」ができましたぁ~~~~!!!この月は、勿論今も空にいますし、明日の朝明るくなっても、まだ青空なら見られるかもしれません。どうぞ、探してお月見してみてくださいね。
さあ、朝と、夜と、「ダブルお月見」ができる巡りに入ってきました! 皆さんも楽しんでみてくださいね。
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