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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

自浄しない・できない与党

2022-12-05 23:49:40 | 日記
  自民党議員を中心とした、統一協会がらみの選挙などの問題が露呈。中には、萩生田のように、新たに選挙に出る新人をわざわざ集会に連れていったりした人も、経済産業大臣職からは外れたものの自民党の政調会長の座につき、<11月8日、政府は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の被害者救済のため、新しい法律を今の国会に提出する方向で調整していると報じられた。だが、岸田文雄首相が法律案提出に向け、党内調整を進めるよう指示した相手が、まさかの萩生田光一政調会長だったことから、SNSでは非難の声が集中した>という(ココから)。
 
  8月に放送された『報道特集』(TBS系)では、自民党が野党だった2009年から2012年、落選中だった萩生田氏が、頻繁に旧統一教会の教会を訪れ、講演をおこなっていたという元信者の証言が報じられている。萩生田氏は、信者たちに「一緒に日本を神様の国にしましょう」と呼びかけていたとも伝えられた。萩生田氏はこの時期の講演について否定しているが、番組では、講演を案内するメールなども提示されている。
 
  自浄する意欲も能力も全くなく、問題が露見して退任を要求される大臣や要職にあるものが出ても、「まずは本人から適切に説明すべきものと考えている」辞める辞めないは、本人が決めるのを待つという姿勢が貫かれている現在の政権。
  任命責任については、「任命責任を重く感じる」と認めつつ、何もせず、地位にしがみつくものばかりなので、本人が「身を引きたいとの申し出る」ところに至るまで、ずるずる引き延ばされて、国民が忘れてくれるのを待つ姿勢のようだ。
 
  そして、国会議員については、それでもいい加減で抜け穴だらけなりに調査はしたものの、地方議員などへの調査もちゃらんぽらん。
  ここに至って、共同通信が与党にかわって、都道府県議や知事や市長などに調査を行ったという。
  その記事が東京新聞の本紙にはしっかり載ったが、ネットでは日経新聞がしっかり掲載していた。下に転載させてもらったのは日経のネット版(オリジナルはココから)。太線にしたのと、赤字にしたのは、私です。

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都道府県議、旧統一教会側と334人接点 共同通信調査

 
共同通信社は全国の都道府県議や知事、政令指定都市市長を対象に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を尋ねるアンケートを実施した。教団や関連団体などと接点があったとした都道府県議は少なくとも334人、うち自民党が8割を超えた。知事は13人、市長は9人だった。

自民は所属国会議員の半数近くに接点があったと発表したが、地方議員は調査していない。教団側が地方政治にも浸透している実態が明らかになった。来春の統一地方選で焦点になりそうだ。

調査は11月30日時点で、現職と確認できた都道府県議2570人をはじめ、現・次期知事47人、現市長20人を対象に計2479人(回答率約94.0%)から回答を得た。

教団側との接点を認めた都道府県議334人の内訳は、自民279人、立憲民主党7人、日本維新の会7人、公明党11人、国民民主党1人、その他2人、無所属27人。

選挙支援があったと回答したのは33人(自民31人、無所属2人)で電話による応援要請を手伝ってもらったり、教団関係者の集会であいさつを行ったりしていた。沖縄の自民県議2人は、2020年の県議選で「推薦」を受けたとした。

教団関連団体などで役職に就いていたのは自民33人と無所属2人。うち自民の1人は「現在も就いている」と回答した。

教団側との関係を継続しているかどうかの設問に対しては自民の279人のうち3人が「続いている」とした。13人はこの問いに答えなかった。

自民党は10月、教団側との「関係遮断」を求める通知を都道府県連に発出しており、この指示が影響した可能性がある。

教団関連団体の行事や会合などを巡り、複数回答形式で尋ねたところ①出席240人②あいさつや講演91人③ビデオメッセージ4人④祝電37人⑤秘書ら代理出席5人――となった。その大半が自民だった。会費を支出していたのは61人で、自民が7割を占めた。

一方、知事で教団側との接点を認めたのは秋田、栃木、新潟、富山、石川、福井、山梨、岐阜、愛知、奈良、広島、徳島、鹿児島の13県。政令市の千葉、相模原、新潟、浜松、名古屋、大阪、岡山、北九州、熊本の9市長も認めた。

共同通信社の取材に対し、旧統一教会は「政教分離の原則にのっとり、特定の政党や議員、候補者との間に組織的な関わりを持つことはない」とコメントした。

〔共同〕

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  サッカーで、国民が浮かれてどんどん忘れてくれるといいなと思っただろうが、残念、ココまで。国民は、来年2023年の統一地方選挙の時には、必ず、自分の選ぶ人が旧統一協会と関係があったのか。正直に回答した人か。回答せずごまかした人か。今はどうなのか。しっかり忘れずチェックしてもらいたい。与党には、それまでに、所属議員全員に、これまでの旧統一協会との関係や、今現在どうしているかを、説明責任を本人任せでなく党として、行ってほしい。

  それが果たせないような自浄能力のない党を、「他の党よりよさそうだから」と選択してしまう国民が多い国なら、日本に明日はないだろう。

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