いつも通り、まずはレオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は、12番。
5度圏の循環を時計と反対回りに回って演奏していくジャズによく出てくるパターンの勉強。ぐるりと回ると最初のキーに戻っていく図に従って、C7、F7、B♭7、E♭7、A♭7、D♭7と弾いて行く面白さ。12番は、なかなか不思議な世界を作り出している曲で、弾いていて楽しかった。
弾いてみると、先生も「変わっていますねぇ」との感想。弾き方はともかくとして、間違って音どりをしたところはないと次回は次へ進むことに。でも、この次が大変そう(嘆)。本の説明にコードの右に書いてある、変化音C(♭5)とかと、テンションの違いが分からず質問をすると、「建物の1階と2階という感じでとらえて、♭5とか最初の基音からのコード内の音の変化は♭5とあれば、5番目の音は♭5に変更。9以上の部分は2階という感じでそこではコードに付け加えて弾くテンションと考える」とのこと。
しばらく理論編をやっていなかったので、自分が思い込みでテンションということの理解が不十分だったのがわかった。なんだか、説明からして13番は大変そうで、しり込みする気持ちになる。でも、やるしかないないかぁ~。
次は、前回新曲を頂き損ねたので、その分を過去の曲から復習。選んだのは"In Praise of Life"。 2014年3月頃に既に弾いて先生の指導を受けた曲です。それでも、練習しても、聞かせどころの盛り上がるところでスムーズに弾けなくなる素人の悲しさ・・・。でも、先生が「基本的にはちゃんと弾けているので、次はもうちょっと型から抜けて音楽的に今回は弾くようにしましょう」と、型から抜けた模範演奏を弾いて下さいました。バッチリ録画させて頂き、アドリブをどこのコードで弾くかの指示をしてもらって終了。次回は、(音楽的に~)果たしてなるかなっ???
次は、”Migration”の3回目。アドリブ部分もどうにか頑張り・・・リズムに乗り損なったり、ヨロヨロした所もありましたが、「音が時々怪しいところがありましたね」「そうなんです」と言うと、「自覚しているなら、この曲はいいことにしましょう」との「まあこんなところで~の(合格)」を頂きました(笑)
そして、最後にオマケというか、前に譜面だけ頂いた”lunar eclips”のイントロの2枚分だけを、キー音は違うものの3拍子の左手が”Migration”とパターンが共通だったので挑戦。聞いて頂きました。かなりとちりましたが、曲の感じは結構つかめていました。先生の反応は、「その部分はいいんだけど、この先の部分が悩むんですよね」。
実は、これから6月10日に白井市文化センターのプラネタリウムで渡辺先生は星空ライブをすることになっていて、ちょうど今年2回目となる皆既月食がその翌月の7月28日にあるので、弾くか弾かないか~ということになっていました。本当は、イントロを弾いて行って、さらに先を先生に模範演奏をお願いしてみようと思っていたのですが、「この先は楽譜に書いてあるように、下はベースが弾いてくれていたので、どう弾くかが難しいんですよね。まだ、決まらない・・・」
「では、この続きは先生のライブが終わってから、教えていただきますっ!」と即座に私は練習休止を宣言。先生のアレンジ完成を楽しみに待つことにしました。
先生のプラネタリウムライブと、もうすぐ来週にある目黒でのソロライブを始めとした春の演奏のチラシを下に公開しますので、是非ご検討の上、多数の方のご来場をお待ちしております。
そして、最後に”migration”の代わりとして、新曲。先生のオリジナル曲ではありませんが、このプラネタリウムで弾くかもしれないという"Moon River" の先生の編曲した譜面と模範演奏を堪能させて頂きました。
"Moon River"も、"In Praise of Life"も、弾くというのが、(音楽として弾く)域に達するのがまさに至難。フレーズを謳うような気持は心と頭にはあるのですが、指も頭も付いていかないのが現実なのです。 道はまだまだ ♪果てしなく続くぅ
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