今日は、小国士朗さんという元NHKディレクターの講演を聞いて、頭をガツンと刺激してもらって帰宅。
*認知症の状態にある方がホールスタッフとして接客をする「注文をまちがえる料理店」を運営をして世界にも知られたものすごい発想をする方でした。最後にご紹介文載せました。
家に入る前に空を見上げたところ、こんなお月様に出会いました。
そして、夕方。西の空に金星が明るく輝いているのを眺めました。
残念ながら、そばに見えるはずの土星は離れているのか見つけられなくなりましたが、金星からかなり離れた天頂に月がきれいな姿で浮かんでいました。
やがて、辺りがさらに暗くなった頃、今度は、建物や街灯などの邪魔の少ない公園まで星空を見に行ってみました。
東に向いて天頂近くを撮ったのですが、月の右上が木星、それよりやや暗い星がおうし座のアルデバラン。左上がぎょしゃ座のカペラ。そして、月がだいぶ近寄った火星とふたご座のポルックスとカストルが月の左下に見えました。なんて賑やかな空でしょう。星達がピカピカで眩い感じでした。
さあ、火星とふたご座の2つの星を大写しにしてみました。 ふたごの下に一直線に並んでいた火星が、どんどんポルックスに近寄りながら、やがてL字を作るように見え、今日は三角を作っているように見えました。面白いでしょう!
そして、さらに視野を広げてみますよ。
オリオン座が月の横で横倒しになって昇っていました。そして、冬の大三角を作っている恒星で1番明るいシリウスが、20:15の右上に写っていますね。もうオリオンの向かって左の肩にあたるペテルギウスとこのシリウス。そして、かろうじて2025年の下の縁にいるプロキオンと結ぶと冬の大三角も広がっていました。今夜は星達のお祭り!と私がタイトルに書いた理由がこの写真で分かって頂けましたか?
*国立天文台の「今日のほしぞら」を参考にすると、時間や方角で見え方が違う星空の様子がよくわかりますよ!
やっぱり空を細切れにみるより、広い場所で見ると迫力が違いました。空から星がこちらに落ちてくるように感じられましたよ。贅沢な星空でした。大雪に降られて大変な地方の方には星空どころではないと思いますが、星達に早く寒波が去って平穏な生活が皆様に訪れるようにとお祈りしました。
それにしても、今日の小国さんの話、面白かったです。興味のある方は、ぜひForbesというサイトの、僕が「番組を作らないディレクター」になった理由やドンキにCのないC.C.レモンを。本気の「エソラゴト」が人を動かす で、小国さんのユニークな活動を知ってみて下さい。彼は、病気をしたことがきっかけになって、自分のやっていることを振り返り、テレビの番組で社会問題を扱ってきたけれど、(社会問題を厳しい北風のように人々にぶつけるのでなく、お日様のように温かく、だれでもが受け止めやすいように解決の道に繋がるようにして活動したい)と思うようになって「注文を間違える料理店」というイベントを繰り広げたのだそうです。大切なメッセージでした。
そして、実は今日は朝の番組でも、MAAHA CHOCOLATEというガーナの人々の生活を豊かにしようとチョコレート工場を現地で作り、日本で販売している田口愛さんの話が紹介されて、中村哲さんと共通する活動に感動しました。
多くの人に、彼らのような活動が知られて広がっていくといいですね。私も何かできることをしたいと思いました。
田口さん、小国さん、満天の星たち。今日は素敵な出会いがいっぱいの1日でした。明日もいい1日になりますように!
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