日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



ゴールデンウィークの一日は日帰りで群馬県桐生市の鳴神山と決めていた。
今年の春は寒さのためスミレを満足に見られていないので、
以前から一度行きたかった鳴神山のナルカミスミレを見に行こうと思い付いたのだ。

前日の皮膚科の診断がショックで、すっかり行く気が萎えてしまっていたが、
もし皮膚科に行っていなかったら知らなかったことだ・・・
そう思い直して思い切って出掛けることにした。
あまり無理をしないようにと思いながら・・・。

東北新幹線で小山まで行き、小山から両毛線に乗り換える。
高崎周りでもよいのだが、時間的なことと、若干運賃が安いようです。
両毛線の桐生で降り、バスもあるのだが林道歩きが1時間半なのでタクシーで登山口まで行ってもらう。
(タクシー代 3410円)

木品登山口から登山開始。
麓は桜が満開。


杉林の中を沢沿いに登る。
前日の雨でしっとりとした登山道。


不動滝。


気温が上昇し、たっぷりと湿気を含んだ空気で蒸し暑い。

さっそくスミレ登場~。
『ヒトツバエゾスミレ』らしい。
ヒトツバエゾスミレとはエイザンスミレの葉が単葉化したものを言うらしい。
そのヒトツバエゾスミレの白花に限って『ナルカミスミレ』と言うのだという。

これは・・・?
白花っぽいけど薄~く色がついていると言えば言えなくもない。



ほかのスミレもそうだが、確実にこれは何、と言える種類は少ない。

アケボノスミレ


『カッコソウ』保護地域。
カッコソウはまだ咲いていなかった。


途中でパトロールの方たちと会い聞いて見ると、カッコソウが咲くのは5月半ばごろだと言う。
そして本物のナルカミスミレはほとんど登山道では見つけられないと言う。
薄~く色の入ったものをナルカミスミレと言う場合が多いと。
うぅ~ん、がっかり~。
でもヒトツバエゾスミレも初めて見るから良しとしよう。

肩の広場に到着。
ここからもうひと登りで頂上です。


鳴神山は頂上が二つあり、東峰の桐生嶽。
アカヤシオツツジが満開。
こちらは北の方面?白い山も見える。


アカヤシオツツジ咲くあちらが西峰仁田嶽。

頂上は狭く、登山者でいっぱいだった。
まだお昼には少し早いので仁田嶽に行く。

アカヤシオがきれい。




地図によると、この先、裏の肩にカッコソウ、ナルカミスミレの咲く場所があるというので
行ってみることに。
ぐんぐん下る。
下山は南へ金沢峠から観音橋バス停に下る予定だから、またここを登り返さなくてはならないな~
と思って歩いていたら、
またパトロールの女性に出会い、このまま下って駒形登山口の方にもバス停がありますよ、とのこと。
予定のコースだとこれからまだ3時間ぐらいかかるが、聞いたコースはバス停まで1時間半ぐらい?のコース。
こちらの方が足の負担も考えると都合が良い。
ということで、駒形登山口に下ることにした。
地図にはバス停が載っていなかったので最初から考えなかったコースだった。

裏の肩。
ここから左手の方向に下ります。


日当たりのよい雑木林の土手にはスミレが咲いていた。
フモトスミレ


フイリフモトスミレ


そして、ヒトツバエゾスミレ。

葉はギザギザとして不規則に裂けたりしています。

コガネネコノメ
 

カタクリがまだ残っていた。


トウゴクサバノウ。日当りよく花が開いています。


ヒトツバエゾスミレもけっこうある。






明るい土手には濃い紫のスミレ。






少し薄い紫のスミレ・・・。どちらも名前分からず。


またまたヒトツバエゾスミレ。
これはけっこう白くて、もしやナルカミスミレ?と思ったが、距の部分が薄~く色がついていた。
でもこのぐらいならもしかしてナルカミスミレって言うことがあるのかも~。




こちらは距がピンク。




マルバスミレ


ケマルバスミレ


ニョイスミレ?


アカフタチツボスミレ


沢沿いの林道は新緑がきれい。




ニリンソウ


ヒトリシズカ


この日初めてのエイザンスミレ。
ヒトツバになりかかったような葉をしている。


駒形登山口への下りは、明るく気持ちよく歩けた。
少し林道が長く感じるころ、まだかな~と思っていると、車で来ていた単独の女性に声を掛けてもらい
岩宿駅なら帰る通り道なので乗せてって下さると!
お言葉に甘え乗せていただき、大助かり。
山の話をしながら駅に早く着くことができました。
本当にありがとうございました。





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