遊木民のアトリエ

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マトダイの焼霜

2006-01-07 | 食品加工(魚介)分室
お正月のお造りです。


 
 上から、アイナメの薄造り、マトダイの焼霜造り、サーモン、ボタンエビ(以前の記事で紹介した物)、ヤリイカの細造りです。

 すべて、冷凍しておいた物です。

 暮れから、新年にかけては市場も休みですので、鮮魚のお造りはできません。

 12月も早めに魚を購入し、加工しておくことが必要です。

 今回はマトダイの焼霜づくりをご紹介します。 



 12月の上旬、行きつけの魚屋さんでマトダイとムシガレイを購入しました。



 マトダイは頭部が大きいのですが、頭部も出汁が出て、腕物に最適です。



 身を三枚におろし、金串を打ちます。



 ガスの強火で皮目を焼きます。



 続いて身の方をやきます。



 焼き目が付いたなら、ラップで包みクラッシュアイスに埋め込み、急冷します。

 完全に冷えたなら、冷凍庫に入れ、急速冷凍します。

 食べるときはぬるま湯で急速解凍し、皮ごと厚めのそぎ切りにします。

 白身の淡泊な味ですが、皮の下の部分の濃厚な旨味はすごいです。

 マトダイの料理として、焼霜造りは一番だと勝手に思っています。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マトウダイの食べ方 (磯のすー)
2006-01-07 17:50:12
最近は寒いのでご無沙汰ですが、深場アジを釣に行くと外道で時々良い型のマトウダイが釣れます。針に掛かったアジを丸呑みして揚がって来ます。しかし、この食べ方は知りませんでした。なるほど、焼霜造と言うやり方ですか! 確かに焼いた皮下部分は美味そうですね。 この寒さが一段落したら、狙ってみようと思います。 有難うございました。

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マトウダイ初めて知りました (そース)
2006-01-07 18:16:27
鯛の仲間でしょうから美味しいでしょう

当地方で魚を探してみます。

ところで、燻製にトライしました。

タコ、ウインナ-、チーズ、ムネ肉

私としては満足ですが、次回は

お味見をしていただき、酷評を願います。

「燻製読本」平成10年版を読み返しました。

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マトウダイ (遊木民)
2006-01-08 14:50:14
 磯の 様

 標準和名はマトウダイですが、当地方では体表面の模様が的の様に見えるため、マトダイ、またはマツダイと呼ばれています。

 フランス料理風のポワレも美味しいです。



 そース 様

 原町では見かけませんでした、南方系の魚でしょうか?タイとはいってもマトウダイ科でカワハギに近い肉質です、またキモが美味しいのも同じです。



 10年版燻製読本は改訂中にフロッピーを破損してしまい、今後全面的に書き直します。
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