お隣の部屋にはこのマンションができた時から住んでいるというおじいちゃまがいらっしゃる。そろそろ80歳になられるのでは?なかなか紳士でいらして、買い物に行かれるにもスーツを着ていかれる。紀伊国屋の袋を提げてやっとこやっとこ階段を上ってこられる。そして時々小奇麗なおばあちゃまが通って来られる。廊下でお会いするとやはり紀伊国屋の袋を提げて少し恥ずかしそうに会釈される。なんとも微笑ましいお二人です。老後は一人よりお隣のように二人でお食事をされるのもいいなぁ と拝見している。一人の方がいいわけでもなく、今回のように手などを怪我すると一人の不便さを感じます。でも、以前のように夫と四六時中いてもさびしかった時もあった。あれは何だったのだろうと思う。自分のことしか考えていなかったからだろう。一緒にいないことのむしろ安らぎというのかある種の質の高い関係を大事に思うようになった。I
will always be with you,always.
(一足先の春です)
will always be with you,always.
(一足先の春です)