W杯が終わって一段落なのでしょうか。なにかとても遠い昔のことのようにも思えます。今回はあまりTV観戦しなかったからかもしれません。ある冊子のW杯関連の記事に、岡野俊一郎氏と金子勝彦氏の対談が載っていました。タイトルは「温故知新」。三菱ダイヤモンドサッカーのコンビのお二人の対談でした。三菱ダイヤモンドサッカーは1968年に開始されたそうです。あまりスポーツなどしない父が土曜日になるとlこの番組を見ていていました。思い出すとあの頃にはサッカーにほのぼのとした『夢』があったような気がします。それはお二人の語り口だったのでしょうか。ピッチに夢を感じさせるものがあった気がします。その郷愁にも似感情がどこからくるのかわかりませんが、「温故知新」というこの言葉のなかに探さなくてはならない課題があるような気がします。サッカーにしても、何にしても日本は大事なものをどこかに忘れてきたような気がしてなりません。
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