昨日は大雨後の長浜から(小雨ふる)大阪の高槻へ取材に。北陸よりの山岳で大雨が降り電車が運休か大遅れになりました。予定の時刻の電車は50分近く遅れ、試合のスタートに間に合わないとと、新幹線で米原から京都へ(10分ぐらいで990円)。京都から先も微妙に遅れていました。でも、京都駅に久しぶりに降りた感動は990円には代えられません。「ああ、京都だ!」いつもそんな感動があるのです。それは私だけの感情でうまく説明できません。無事にグランドへ着くと予定通りでした。新幹線はすごい!
京都には、こちらに来てからは山科などで乗り換えて、混雑する市内へは入りませんでした。ああ、市内へ入れば祇園祭のお囃子が聞こえてくる・・・。いつも泊まっていたホテルの辺りの家並みを思い出します。「通う」という感じで訪れたものです。「ああ、帰ってきた」と。あの蒸し風呂のような暑さも懐かしいです。
晩年は、京都に近いところに住みたいと今のところに越したわけです。(これは勇断でした)その勇断が出来たのは、大切な人の第一印象が「京都を一緒に歩きたい人」でしたからです。いまも、それは変わりません。ただ、歩きたかった(歩きたい)のです。当時はわかりませんでしたが、そんな感情を持った自分を愛おしくも思えます。
昨日は暑い日で、かなり体力を消耗しました。帰りもやはり新幹線で京都で降りて少し買い物をしました。欲しいものがたくさんあります。ああ、おいしい抹茶を奮発しよう!
雨の降る静かな夕方。お薄を点てて京のこひを思いました。