買い物に出かけようと表に出ると、回覧板がきていた。回覧板なんて何十年ぶりだろうか。お祭りのお知らせ、溝掃除のお知らせなど地域のお知らせだ。なんとなくうれしい。今日も天気雨、傘が放せない。もくれんの花が咲いている家のところで立ち止まると大きな虹が見えた!はっきり色も見える。いいことがありそうだ。
明日から新年度。月曜日から開始もいいなぁ。元号も決まる。平成の始まりは、もと夫と塾経営に頑張りだしたころだ。そう、桜の咲く石神井川のほとりの家の二階で一緒に暮らしだした頃だ。このまえ、何の番組か忘れたが、結婚前のチェックリストとかで「バスタオルは毎日洗う派?」とか「食器はまとて洗う派?」とか二人が生活し始めるのに、生活習慣の違いをチェックできるリストらしい。
朝起きてから、生活習慣が違うほうが多いだろう。いまのように実家に長くいれば、その家の習慣で長い間生活している。主に母親のやり方なのだろうか。もと夫は赤ん坊のときに火傷をして母親が神経質なくらいに消毒などをしていたらしい。掃除も私のように四角い部屋を丸くどころか三角に掃く人とは大違い、拭き掃除も徹底している。私と暮らすときにもと夫のストレスは大きかっただろう。
でも、リストが全部合っていても、別れるカップルもいるだろうし、違いが多くてもうまくいくカップルもいるだろう。どちらかが我慢して相手に合わせていくのかもしれないし、お互いにマイペースで生活するのかもしれない。このごろ、そもそもどうでもいいことにこだわり、あたかも自分が夫好みに尽くしているようなことで自己満足していたのではないだろうか と思う。無頓着でこだわらない人がいいと思うのは、やはり年のせいなのか?生活なんて妥協の産物と思うからだろうか。大事なところで理解しあっていればいい くらいのスタンスがいいなぁ。