おだやかであたたかい日だった。湿度も低かったようだ。それ!と洗濯はしたがこの家は大きなものを干せない。太陽に直接当たらないので(干す場所に屋根がある)すっきり乾かない。この家の一番の欠点だ。朝、TVをつけると、首里城が炎上していた。画像で見るその赤い炎がすごい。なんということなのだ。正殿が崩れ落ちていく。沖縄の人は涙していた。こちらも悲しくなる。原因はなに?なのだろうか。夜の2時過ぎの出火らしい。
恐ろしいタイトルで書き出したが、首里城を訪れたときの写真がある。もう20年以上はまえだと思う。塾の夏期講習が終わったあとに、おつかれさま ということで休みをもらって、今元夫の隣に座っている女性と沖縄に出かけた。親子のような感じだ。二人は仲がよかったし、その当時はまだ元夫は特別な関係ではなかった(と思う)結構贅沢な旅で何日めかに首里城へ出かけた。仲良く並んだ写真がある。
彼女は英文科で、シナリオを卒論に選んでいた。わたしは日本語で読んでいたし、もちろん元夫も読んでいた。目のくりっとした可愛い子だった。容姿は似ていないが、どこか似ている要素はあった。違いは、彼女は文系で、わたしはどちらかというと理系だったくらいだろうか。
卒論のことや彼女の就職のことで元夫と彼女は仲良くなった。わたしなどよりももっとシナリオや映画には興味を持っていたようだ。二人は気が合ったのだろう。どこか根っこは似ていたのかもしれない とも思うが・・・。私の知っている女性は長年、愛人をしている。(本人がそういうので)絶対に奥さんとは似ていないというが、本質は似ている気がする。(男性に魅かれた理由などが)
つまらないことを思い出した。もはやどうでもいいこと。でも、人は同じような人にいくつになっても魅かれるのだろうか?胸に手を当ててみた。(笑い)写真は少し紅葉の琵琶湖畔の桜