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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

庵『あ・うん』静かな時を求めて

2021-04-30 17:53:55 | 日記

陶芸教室の帰りに少し歩いてきた。若葉が燃える山々だった。帰宅すると疲れて、ソファーで一休みしていた。夕方、灯を入れた自分のさくらの陶灯に癒された。コロナ疲れか。

「縁側に寝転んで、はらりと花びらが散るのを見たことがある。何もなかったようにまた時が流れていく。真っ赤に沈んでいく太陽を見て、なぜか涙が流れたことがある。打ち寄せる波の音だけが聞こえて、静かに時が過ぎていく。そんな時間を求めて、私はここに一軒の家を探しました。あなたと私のために。この家をいつでもあなたの使いたいときに、使ってください。安らいで、安らいで静かな時間のなかで、あなたの体や心をやすめてください。静かなときを、あなたの気配をそっと感じながら過ごしたいと思うのです。」

上の文章は、昨日の書類整理で出てきた九十九里浜の白子町というところに借りた一軒家のパンフレットの一文です。3000坪のレストランの中にある、風情のある建物でした。その庵の名前が「あ・うん」でした。離婚後、だいぶ生活が落ち着いて、まわりに踊らされた部分もあるのですが、そんなことをしました。お友達や塾関係の人たちが利用してくれました。結局、忙しくて手放しましたが、「あなた」は「私」だった気がしました。

私の中にある真っ赤に沈む太陽に涙が流れるものは、なんなのだろうか。同じものを持っているあなた、何なのだとおもいますか。

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このままでいいのだろうか

2021-04-29 17:17:07 | 日記

今日も雨降り。どことなくうすら寒い。今日はまずNPOの残っていた証票の整理だ。そのあとに自分の書類の整理。決めておかないとだらだらの一日になる。ここ2年分の証票を綴じた。こんなに仕事をさせていただいたのだと思うと、本当にありがたい。これでほぼ完了した。午後から、押し入れの奥にあった段ボール二つを開けることにした。一つは、手紙類だった。まだ、あったのか!おそらく引っ越しで、ただ段ボールに「てがみ」とくくって入れただけなのだろう。開かずの段ボールだった。開けてびっくり。手帳は8年分くらいあり、10年前くらいの手紙類が多かった。それを整理するにはどうしたらいいものか・・・。しかし、お付き合いが多かったのだなぁ。

そのころの手紙が出てきた。ホテルの便せんに書いて、出さなかったのか・・・。TVで見た辻井伸行さんの作曲の話がかいてあった。カーネギーホールでの自作の曲を作る場面だ。「和音に頼らず、右手だけでメロディーを作っていく。そのことによってより洗練された音が選べる」とそんなアドバイスを受けます。「もっと熱い音はないの?」「もっと心に届く音とがないの?」と言われます。

手紙を出す相手の方に「慣れた左手の和音を捨てて、右手でメロディーを作っていくようなより熱い音を探していくような そういう風に進まれたらいいのになぁなどと勝手に思いました」と書いていた。私の直感的に見ているあなたのこころの中の熱い音が聞けたらと思うのですで終わっている。

ときが流れました。今日、出てきたものの中に、放送大学の卒論がありました。そこには私が書いたの?と思うような熱い教育への思いがありました。

その方は今熱き思いで仕事に向かっている。私はこのままでいいのだろうか。

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おかねでかえないもの

2021-04-28 17:40:37 | 日記

若葉に雨が降り、さらにみずみずしくなった。一日、子糠雨(というのか)が降ります。静かな一日になりそうだ。今日は、写真と手紙類の整理と決めた。先ず、コーヒーを飲んでからと思うと、フィルターを買い忘れていた。近くのスーパーに出かけると、若鮎が入荷していた。時間もあるので、ゆっくり炊けると買い求めた。スーパーは、朝早いのに混んでいる。こんなに朝から買い物に出られる人がいるのだと、びっくり。ポイントサービスデーとシニアは5%引きの日らしい。

若鮎は新鮮なので臭みもない。大きいものを数匹てんぷら用に残して、残りを炊いた。自画自賛でおいしい!さて、整理に入ろうかと、パソコンを開けたら、紀州のドンファンのニュースが飛び込んできた。もう、記憶の隅のほうにあった。やはりという声が多い。すぐに遺産のゆくへになる。せっかくの静かな日なのに・・・。お金とはトラブルのもとになる。外から見ていると、二人とも悲しいねぇ。所詮、お金はお金でしかない。そういえば、別のお金の話をTVでやっていた。例の400万円のお話だ。男なら、最後に聞きたいのは、お金を融通した時の女性の気持ちだろうと。「ただ、自分を利用しただけなのか、少しでも愛情があったのか?」だろうと。う~ん、きつい話だ。

手紙の整理をしていると、1通の手紙のコピーが出てきた。私が書いたものだ。おそらくその方にお送りする前にコピーしたのだろう。「いま、伝えないとこの想いはどこかへ行ってしまうでしょうし、こういう表現は〇さんでないとわからない気がします。」そんな言葉があった。たぶん、10年前くらいのものでは。「老いに向けて(自分のために)米をとぎ、野菜を刻み、身の回りを整えるそんな暮らしを大切にしていこうと。」自分の内からでてくるものが「あい」である「り、生きるとだと伝えていた。

そして、私はそんな暮らしを手に入れていた。その方と歩んだ10年で、お金では買えないものを得ることができたのだろう。

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1枚のマイクロSDにあったしあわせ

2021-04-27 18:11:53 | 日記

風もなく穏やかないい日和だった。今日は、足の使い過ぎのようなので、自宅付近に出かけたくらいだった。コロナウイルスの感染が拡大している。ウイルスに疎い私だが、改めてウイルスの脅威を感じる。特に変異ウイルスは。ウイルスを地道に危険を承知で研究し続けた人たちはすばらしいと思う。

データーファイルを片付けていると、見慣れないマイクロSDカードが出てきた。開けてみると2008年から2009年の携帯電話で撮った写真だった。大磯町に住んで、庭を頑張って作っていたころだ。20坪あったので、子供のころ祖父が作っていたような庭を作ろうとしていた。あとは生まれ育った千駄木の町へ行ったり、放送大学の卒論を書くために和歌山へ行ったり、拉致家族の公演に行ったりしたときの写真だった。わりと広い住まいだったので、お友達も遊びに来たし、なにより母と短い間とは言え暮らしていた。みんなが集まれるようにと思って住んでいた場所だ。海岸まで5分で行けた。

そこにある植物も今大事にしている植物とあまり変わりなく、同じような生活をしている。(この頃はいまよりは経済的には恵まれていたが)写真を見ていて思ったのは、ああ、家族がいて、お友達が遊びに来るような家が欲しかったのだなぁと思う。そして、それは私が育った環境だった。

東京や神奈川を離れて、お友達のいないこの地では、もう一人ぽっちだから、みんなで食事をする楽しみもなくなったなぁ。でも、この家には祖父母や父と母がいる。そして、イエス様もマリア様も。実はもうお一人。昨日の「たけのこご飯」大失敗。タケノコは朝どれで最高だったが、お水の分量が違ったらしくこわいたけのこご飯だった。でも、みんなでお馳走を食べた。おいしかったよ。

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GK 在宅を楽しむ

2021-04-26 17:46:17 | 日記

あっという間に4月も下旬。4月は何をしたのだろう?と思う。自然はちゃんと時を教えてくれる。山が萌黄色に変わっている。針葉樹の深いグリーンとのコンビネーションがうつくしい。田んぼでは、カエルが鳴いていて、のどかな田園風景だ。道の駅には山菜が顔を出した。たけのこ、タラの芽、こごみ、山ウドとこの季節ならでは食材だ。

コロナウイルスの感染は若い世代に広がっている。この田舎にも大学があるが、通学の学生たちはマスクはしているが、コロナの話はほとんどしていていない。小さな駅に学生があふれている。でも、飲食するところがないから、安全かもしれない。やはり、都会は都会のリスクなのだろう。ゴールデンウイークも近い。「ゴールデンウィークは在宅」と残念がる人が多い。2年前までは、帰省や国内外の旅行を楽しまれていた方たちだ。私は昔から「在宅」が多い。交通機関も宿泊施設もあまりサービスがよくない。さらに料金も高い。そんなことでお家のお掃除が多かった。

NPOの解散を官報に載せる手続きが終わった。一つ終わるとほっとする。家の片付けも進んでいる。あと、写真と手紙の整理と印刷物の整理だ。なにしろレシピを印刷する人だから。笑。そのあとは、自分が具合悪くなったりしたときの、金銭やら連絡先のことなどをきちんと書いておくことだ。そして、自分の眠る場所を買って、終わりかな。家族がいないということはそういうことを自分でしておくことだ。家族のいる人はあまり気にしないようだ。自分の選んだ生き方だから、責任がある。

今の楽しみは、家の中をきれいにして、料理を楽しむこと。これが私の立つ位置のような気がする。だから、1日が早い。さぁ、これからたけのこご飯を炊きます!

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