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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

指輪のなぞ

2016-05-28 21:52:20 | 日記
 母が胸椎の圧迫骨折で入院してから10日近くになる。初めは自分がどこにいるのかわからずに夜中になると騒いだらしい。何回も住まいの近くの病院にいることを伝えて、やっと安心したらしかった。今日は病院なのはわかっていたが、今度は家のことがわからない。あれほど帰りたがっていたのに・・・。話しをしていると少しずつ思い出してくる。

 母が入院した日、実家に戻ると母が寝ていた部屋にいつもはめていた指輪が落ちていた。小さなダイヤをちりばめたきれいな指輪でいつもはめていた。それがなぜか床の上に落ちていた。救急車が来た時は、していたようないないような?いつはずしたのだろうか?

「外す」という意志を持たないと指輪が抜けることはない。なぜ?

 病院から帰る時、実家に寄って風をいれてくると言った。「早く帰ろうね」というと「そうだね。これが最後の仕事のようだから早くよくならないとね」と母が言う。実家にいる時に腰の痛みのなかで母は、最期かと思ったのだろうか?今日は母の指輪をはめて帰った。退院した日に、母に返そうと思う。

 
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さようなら

2016-05-26 19:16:43 | 日記
 梅雨時期のように蒸し暑い日でした。紫陽花が少しずつ色づき始めました。もうすぐ水無月ですね。お友達がお仕事を退任されました。

 「さようなら」は「左様ならば」で、また「そうならなければならないならば」という解釈もあるそうです。「あなたがそう言われるならば・・・」でしたら、私はそんなこと言いませんわ。

 生来たかおの「夢の途中」では「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うための遠い約束」と言っていました。「遠い約束」でも、約束を守れる人ならいいですね。いつか巡り会って声をかけられなくても、お互いの姿を確認できたら・・・でも、もう、さよならはいやですわ。いつもまでもそのソウルが結びついていられますように。

 
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82円の切手から

2016-05-24 22:33:57 | 日記
 2日間の取材活動の疲れが出たのか、夕寝をしてしまった。目覚めると身体がすっきりした。寝不足だったらしい。ボランティアなので日当も食事代もないのは当然だが、難しい経費もなくはない。

 新聞をにぎわす舛添都知事の公私混同の経費の計上にはびっくりする。どういう神経なのだろうか。究極の結論は「育ち」?とも思う。「天地る、地知る、我知る」だから自分はごまかせないのだと言われて育った。最初は「これは私用、公のものを使ってはいけない」と思っても1回それを許してしますとだんだん神経がマヒしてくる。1000円が1万円にと。

 自分の手紙を出すのに、たまに手元に買い置きがなく、ボランティアの切手を借りることがある。この1枚をきちんと返さないとぐずぐずになる。82円でも1万円でも同じことだと思うようにしている。ちょっと疲れる時もけれど。

 
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何かがたりない

2016-05-23 22:27:58 | 日記
 夏のような日。2日間の取材で身体が痛い。母のことが気になるが、今日は自分の身体のメンテナンスで終わりそうだ。50分のマッサージで身体は完全に元に戻る。これだけを信じて仕事をしている。

 さまざまなことがうまくいっている。「成功」とは、自分の生きたいように生きられていること と聞いたことがある。私の頭は空っぽのような気がする。思うことを実行してそれがうまくいっているに過ぎない。深く考えずただ流れに乗っているだけ。

 ふと、おかしくなった。足りないものは「ぬくもり」?いや、心が温まることがたくさんある。

足りないものは・・・・。足りないままでいいのだろう。その不足感が私を動かしているのかもしれない。

 
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あなたに逢いたくて

2016-05-20 23:08:35 | 日記
 今日は肌寒い日だった。母が私と同じ圧迫骨折で入院した。元気になって表に出るようになったら、転んでしまった。もう一人にしておくのの限界なのだろうか。母は母である。病室から帰る私に「お母さんの郵便局の通帳からお金はおろして使ってね」と言う。

 辛いという気持ちはない。ともかく、忙しい週末の行事に向けてことを済ましていくしかない。自分の体も管理しなくてはならない。目の前のことを処理していく機械になるしかない。時間におそろしく追われている。

 心に松田聖子の歌が浮かぶ。「あなたに、逢いたくて・・・」逢って、「私、大変なの」といったら涙が止まらなくなりそうだ。ただ、それだけのこと・・・・。

 
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