厚切りのトーストを食べながら、ぼーっとしてる。あたたかい昼下がり、久石譲メドレーがほろ苦いコーヒーに合う。長浜ではなかなかおいしいパンがないので、こんなランチをするのは珍しい。滋賀産の小麦使用というだけにか、トーストした時の香りが違う。(気がする)なにもしたくない。年内にほぼ公私ともにしなくてはならないことは終わった。あとは、メールの返事とお掃除だ。自由であるということは、時間に線引きがしにくい。だから、疲れるのだろう。
メールもお手紙のそれなりの重さがある。そして、ああぁ、と思うことは、「何か困っていませんか?」とか「悩んでいませんか」かと聞いてくれる人はいない。それでわかったのだ。ぶろぐを書くことでバランスと取っていることが。だから「#」は「聞いて、聞いて」なのだ。
わたしよりも年が上と思われるおばあさんが、自転車で雪の中を買い物に行くようだった。危なっかしい。でも、食べるには自分で行くしかないのだろうな。あたたかく環境もいい有料老人ホームで過ごせる人はいい。金銭的な心配もなく、お友達と食事をしたり、趣味を楽しんでいる。
でも、私は一人で自転車さえ乗らないでぽてぽてと歩いて買い物に行くのだろうな。それがお似合いなのだろう。そして、曲がった腰を伸ばしてパソコンに向かい、この人にどんな言葉をかければいいんだろうと悩むのだろうな。
そのころも「#聞いて、聞いて」を書いているのかな。