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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

何もしたくないけど

2021-12-30 15:58:36 | 日記

厚切りのトーストを食べながら、ぼーっとしてる。あたたかい昼下がり、久石譲メドレーがほろ苦いコーヒーに合う。長浜ではなかなかおいしいパンがないので、こんなランチをするのは珍しい。滋賀産の小麦使用というだけにか、トーストした時の香りが違う。(気がする)なにもしたくない。年内にほぼ公私ともにしなくてはならないことは終わった。あとは、メールの返事とお掃除だ。自由であるということは、時間に線引きがしにくい。だから、疲れるのだろう。

メールもお手紙のそれなりの重さがある。そして、ああぁ、と思うことは、「何か困っていませんか?」とか「悩んでいませんか」かと聞いてくれる人はいない。それでわかったのだ。ぶろぐを書くことでバランスと取っていることが。だから「#」は「聞いて、聞いて」なのだ。

わたしよりも年が上と思われるおばあさんが、自転車で雪の中を買い物に行くようだった。危なっかしい。でも、食べるには自分で行くしかないのだろうな。あたたかく環境もいい有料老人ホームで過ごせる人はいい。金銭的な心配もなく、お友達と食事をしたり、趣味を楽しんでいる。

でも、私は一人で自転車さえ乗らないでぽてぽてと歩いて買い物に行くのだろうな。それがお似合いなのだろう。そして、曲がった腰を伸ばしてパソコンに向かい、この人にどんな言葉をかければいいんだろうと悩むのだろうな。

そのころも「#聞いて、聞いて」を書いているのかな。

 

 

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最愛の人を亡くしたかなしみ

2021-12-29 18:49:13 | 日記
年末恒例のイベント、お正月の料理の発送が終わった。毎年、親友にお雑煮の材料とおせちを送っている。そこへ今年はおじちゃんが加わった。我が家はお正月気分ではないので、比較的に普通のお料理にした。それでも3軒分、昨夜と今日の午前中かかった。うまくできたのは、煮豚とだしたまごだった。そして、2時半には郵便局へ持って行って、3時5分からのNHKの前回の朝ドラ「おかえりモネ」の総集編に備えた。笑。
 やはり、よく見ていないとわからなくなる丁寧な心理描写だった。ストーリがわかっていても、泣けるシーンがある。東日本大震災(2011年3月11日)で最愛の妻を亡くした浅野忠信が演じる信二さんが、妻の死を受け入れられずにいる。ずっと定職にもつけず酒を飲む日々だった。死亡届に判を押すことができない。息子が遭難しそうになった時に、なんとか息子を連れていかないでくれと亡き妻に祈る。その時に、妻はこちら側の人ではないとわかった。その死亡届が出せれば、保証金や保険金が入る。それを息子の新しい船の資金にしたいという思いだ。その死亡届に判を押すシーンは泣けた。
 最愛の妻を亡くすという悲しみ(そんな言葉でいいのか)はどんなにつらいことか。何かで埋められるものではない。そして、時が解決してくれるものではない。重くて、深くて、当事者でないとわからない。
 亡き妻のこと以外はみな偽物なのだろう。その気持ちが「わかる」なんて、なんと傲慢なことだろうか。
 それでもストリーに小さな灯りがあるとすれば「あなたの気持ちはわからないけれど、わかろうと思います」という言葉だった。
 今日は料理作りで満腹。そして、胸もいっぱいだ。でも、たくましく生きていこうね。
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雪が降るとみんな仲良くなれる

2021-12-28 16:46:05 | 日記

窓の外は雪の山。まさに冷蔵庫の中にいるようだ。道路は「雪の明日」で白い雪に斑点がついたシャーベット状になる。雪も水分を含んで重たい。若い子なら「さいあく―」になるだろう。さすがに若いと自画自賛した腰は痛くはないが(痛いのは明日かも)砂の上を歩くのと同じで太ももが疲れて張りがでてくる。明日はきっとスケートリンクだ。転ばないようにしないと。

今日はあちこちの家庭で雪退けをしている。お父さんだけではなく、私よりも年が上と思える女性も雪退けをしている。杖をついて歩いている老人も多いし、自転車で買い物に行くおばあさんもいる。いや、根性が違う。でも、知らない人同士でも、「おはようございます。大変ですね」「足元、気を付けてくださいね」などが挨拶となる。本当にあたたかい。都会では考えられないふれあいだ。みんなこんな時は声をかけて励まし合うのだなぁ。

話は飛んでしまうが、全国で一番離婚率が高いのが北海道とか。前にブログに書いたかもしれないが、若い人同士で遊びに行って雪で帰れなくなったり、帰るのが大変で泊まったりすることが北海道は多いという。こんな雪の状態ならそうだろうなぁと思う。それで結婚に発展することが多いという。寒いということはそういうことなるらしい。

何か妙に納得した話だった。大家さんのところへ行ったら、ペニーも(飼い犬)短い尻尾をちぎれそうに振っていた。(犬と人は違うけど 笑)本当は都会だって寒いのだろうに。肩寄せ合って暮らすのがいいのだろうに。

このコロナ禍、そういう絆が取り戻せるといいね。寒い!今夜は一人鍋かな

 

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過ぎしのセレナーデ(3)

2021-12-27 20:54:42 | 日記

TVでも彦根の雪を放送していたが、ここもまさにあの様子だった。幸い交通渋滞は起きなかったが、2車線が1車線になったり、ともかく大変な様子だった。駐車場から車を出せずにいた人も多い。

雪退けをした。(雪かきなんて甘くないそうだ)関東の雪と違ってサラサラで軽いので楽だ。玄関前の1メートルくらいだけどかした。積まれた雪は1.5メートルくらいはある。でも、うれしかった。こんなに雪を楽しめるなんて。そして、年内には完成しなくてはならない冊子の編集が終わった。すばらしい!と自画自賛。いや、きつい日々だった。

下の部屋の炬燵であたたまった。力げ抜けて、寂しさがやってきた。涙が出てくる。なんだろうな、この感情は。雪の日の写真を思い出した。あの写真はさびしさを訴えていたのだろうか。あれから10年は優にすぎた。そのこころに寄り添えなかった・・・。私は自分のことしか考えなかった。わたしたちの思い出に雪は多い。

朝日に輝く雪をみたいね。輝く峰をみたいね。どこがいいかな。哀しい思い出でなくて、そう、ほら陽向の道を歩ていきましょうよ。明日に架ける橋でも歌いながら。

縁起よく七福神です。私がいます。

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覚えていたのはフレンチローストの味だけ

2021-12-26 16:35:45 | 日記

『目覚めた時には いつでも晴れて・・・」ではなくて、カーテンを開けると、そこは白銀の世界だ。雪になるとは予報で聞いていたが、こんなに早く雪が降り出すとは。室温は5度だった。すでに20センチは積もっているだろうか。暖のある所には全部スイッチを入れた。

この地に越すときに散々、「寒いですよ。雪が深いから」とか「風が冷たくて寒いですよ」と言われた。寒さには強かったので、長浜行を止める理由にはならなかった。暖房を入れて、重ね着をすればいいだけだと思った。

夕方になると、窓から見える景色の空と雪の境がよくわからなくなった。あれはクリスマスイヴの日だった。教会の近くのレトロな喫茶店で(まさに喫茶店)久しぶりにウインナーコーを頼んだ。そう、喫茶店だからちゃんと炒れてくれるだろうと。マスターは豆を挽いていつものようにサイホンで炒れてくれて、おいしそうに生クリームをのせてくれた。あれ?いつものコーヒーとは違う豆だ。そうか、ちゃんと豆も選んでいるんだ。

この味は?・・・。もしかしたら、フレンチローストだ。毎朝のように飲んでいたコーヒーの味だ。会計の時に、マスターに、ちゃんと豆を替えていることそして、それの豆がフレンチローストではないかと尋ねた。答えはイエスだった。

元夫が毎朝入れてくれたコーヒーがフレンチローストだった。濃くて苦いので最近は口にしないが、味は覚えていた。懐かしいのはその味だった。悲しいかな?それだけだ。そして、自分の味覚の確かさを密かに自画自賛するだけ

だった。

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