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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

生きがいをもって

2016-11-28 21:56:28 | 日記
 北風が落ち葉を撒き散らす日でした。埼玉県の三郷市へ母の介護の手続き等で出かけました。母が週4日通う小規模多機能施設「馬渡さん家」での相談会でした。通いだして4ヶ月が経ち、自分の家のように過ごしているようです。精神的にもとても落ち着いてきました。普通の民家を施設として使っています。そこで母は洗濯物をたたんだり、料理の材料を刻んだりするほかに、習字を教えたり、縫い物をしたり、みなさんが使う袋などに刺繍をしているそうです。習字は70の手習いで師範まで取りましたが、そのころから認知症が始まったようです。手先は器用なので縫い物も小物作りもそつなくこなしているようです。袋物の刺繍はその昔々、私の着るものや持ち物にはほとんど刺繍をしたようなバラの刺繍でした。妙に懐かしくその袋をながめました。

 以前TVで日野原先生が「生きがい」を持つことが長生きの秘訣と話しておられましたが、母は「馬渡さん家」で生きがいをみつけたようです。ここでの手作りの食事を食することで、血液検査もすべて標準値内、高血圧もどこかへ飛んでいってしましました。「生きがい」をもてるようになると、母は今まで以上に「感謝」の言葉を伝えられるようになりました。来年は90歳の母。いまが一番幸せ と語ります。

 
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コンピュ-ターが恋する日

2016-11-26 16:19:52 | 日記
 夕方が早くなった。九州へ行ったとき、湘南よりも日暮れが遅いのに驚いた。なにか損をしたような気がした。朝6時半でも暗かったから昼の時間は同じだが、朝の遅い私には、夕暮れが遅いほうがいい。

 以前より聞いてはいたが、若者は恋愛をしないらしい。時間の無駄だそうだ。悲しんだり、喜んだりするのも無駄なことだという。だけど、子供は欲しいので無駄なく結婚をするそうだ。条件さえ合えばOK.恋愛結婚などよりもなんとなくそのほうがうまくいくような気もする。この人たちは年老いてなにを思い出すのだろうか。思い出の場所などないのだろうから、胸キュンするところを歩くなんてないのだろう。1+1=2でないこともある不条理も知らず、理のままに子育てもするのだろうか?そのときうまくいかないことがあるということに気がつくのだろうか。私のようなおろかな女にはしらーである。自分ためにしか着飾ることもなく、自分のためにしか学ぶこともないのだろうか。もしかしたら、コンピューターでも感情をある程度理解できるというのに・・・。どんな結婚生活なのだろうか。無駄のないクールなカップルで面倒がないのだろう。

 あの日、あの時同じ夢を見たこともないし、苦しくて悲しくて涙で溺れそうになることもないのだろうか。みんな同じ顔の年寄りができるのだろうな。のっぺりとした、PCで合成されたような顔に。朱を通らなくては朱は描けない というから。雪の日にサッカーしたおろか者たちの顔はすてきだ!

 
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初雪のように

2016-11-25 13:12:16 | 日記
 東京で11月に初雪が降ったのは、54年ぶりだといいます。みぞれがぼたん雪になりました。雪は人をロマンチックにさせます。 冬ソナにありましたが、初雪にデートした恋人たちは幸せになる」といった幸せの言い伝えが韓国には多く存在するそうです。さて、昨日は・・・・。

 NPO法人の設立記念行事は60歳以上の男性がほとんどでした。「老いない筋肉をつくる」というような講演を聞いていても、男性は長生きというよりは現状維持を考えるようです。女性との違いは、自分の寿命を意識するように遺伝子が組み込まれているような気がします。ご本人は気がついていたなくても。「己が命の尽きる日」をどこかで感じている。女性は違うように思います。「1日でも長く生きよう」というような思いが強いような気がします。多くの雄がそうであるように、子孫繁栄のために死ぬのですが、雌はその死をもってさらにたくましく生きていくのです。雄の哀れをいとおしく思うのです。サッカーに興じ、飲み交わし、一人眠る。

 雪の明日は、青空がうつくしい。綿帽子をかぶった富士山がくっきり見えます。

 

 
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一人より二人、二人より三人・・・

2016-11-21 19:15:59 | 日記
 今日は時雨の降るような日。寒い中、交通事故のときに入院した病院へ定期検査に。第三腰椎は半分くらいつぶれているのですが、しっかり固定されて、ほかの部分は大丈夫でした。ストレッチやマッサージ、サプリメントで身体に力がついたのか、だいぶ楽になりました。思えば、2年前はあの緊急病棟でうなっていました。

 熊本へも飛行機で出かけられました。飛行機の中には、少し上の世代のご夫婦が多かったようです。いろいろなことを経たご夫婦というのはいいものですね。使い込んだマフラーの生地のようにちょっとくたびれていても、しなやかで柔らかい。連れ添うということはいいものです。熊本では、配偶者を亡くされたお二人のカップルの初々しさを拝見しました。お二人のお人柄なのでしょうが、とてもなごやかで紙を1枚挟んだような控えめのやり取りが新鮮でした。やはり二人はいいですね。そして家族があるといいうことは。

 病気のときはつくづく一人は大変です。這ってでも水を飲みに行かなくてはなりません。一人暮らしになって15年でしょうか。どうして一人でいるのか?と思うことがあります。理由はわからないのです。ただ、、最近は心の中に誰かがいるからだ と思うのです。それはきっと神さまなのでしょうね。

 

 
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伝えにくいことは

2016-11-20 20:13:46 | 日記
 11月ももう中旬過ぎ、街にはクリスマスのイルミネーション。『イルミネーションは一人で見るとただの電球』だそうです。そうか、電球か・・・・。

 NPO法人の設立記念行事が11/23.24にあります。急な用事で欠席になりますという留守電がありました。何回か連絡いただいていたようです。残念ですが、了解しました とメールを打ちました。それから2時間後くらいに再度、その方から電話がありました。丁寧なお詫びの電話に受話器に何度も頭を下げました。ちょうど、昼間、その方がとても几帳面で丁寧な仕事をされるとお聞きしたばかりでした。さらにメールにもお返事を頂いていました。出欠の連絡もない方もいれば、こんなに誠実に丁寧に連絡を下さる方もいるのだなぁ と思いました。

 お断りとかの連絡はどしても避けて返事が遅くなってしまいます。相手が残念がるとか悲しむとか思うとなかなか連絡ができないものです。メールではなく直接お話しする ということを忘れがちでした。以前、会社でリストラが多かった時期に、まず、そのことを家族に伝えることが最大の難関だとお聞きしたことがありました。家族にも友人にも誠実であるためには、伝えにくいことこそ勇気を持って伝えなくてはならないと 思いました。

 
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