北風が落ち葉を撒き散らす日でした。埼玉県の三郷市へ母の介護の手続き等で出かけました。母が週4日通う小規模多機能施設「馬渡さん家」での相談会でした。通いだして4ヶ月が経ち、自分の家のように過ごしているようです。精神的にもとても落ち着いてきました。普通の民家を施設として使っています。そこで母は洗濯物をたたんだり、料理の材料を刻んだりするほかに、習字を教えたり、縫い物をしたり、みなさんが使う袋などに刺繍をしているそうです。習字は70の手習いで師範まで取りましたが、そのころから認知症が始まったようです。手先は器用なので縫い物も小物作りもそつなくこなしているようです。袋物の刺繍はその昔々、私の着るものや持ち物にはほとんど刺繍をしたようなバラの刺繍でした。妙に懐かしくその袋をながめました。
以前TVで日野原先生が「生きがい」を持つことが長生きの秘訣と話しておられましたが、母は「馬渡さん家」で生きがいをみつけたようです。ここでの手作りの食事を食することで、血液検査もすべて標準値内、高血圧もどこかへ飛んでいってしましました。「生きがい」をもてるようになると、母は今まで以上に「感謝」の言葉を伝えられるようになりました。来年は90歳の母。いまが一番幸せ と語ります。
以前TVで日野原先生が「生きがい」を持つことが長生きの秘訣と話しておられましたが、母は「馬渡さん家」で生きがいをみつけたようです。ここでの手作りの食事を食することで、血液検査もすべて標準値内、高血圧もどこかへ飛んでいってしましました。「生きがい」をもてるようになると、母は今まで以上に「感謝」の言葉を伝えられるようになりました。来年は90歳の母。いまが一番幸せ と語ります。