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京都でわたしにもどる

2024-11-29 21:03:22 | 日記

今日は寒波の影響でお天気が不安定で寒いという予報でした。しっかり着込んでいざ京都へ!新幹線を使うと早いのですが、そこはケチって乗り換えなしで京都へ。電車の中は暑いくらいです。混んでいるところはできるだけ避けて、哲学の道にある法然院と安楽寺周辺、そして、鴨川を経て河原町教会へ。帰りは京都駅でお買い物の予定でした。朝10時の京都駅は混雑がすごいです。大きなキャリーバックのご夫婦。(多分ヨーロッパから)いや、私には海外旅行は無理。荷物は運んでもらえるとしても、小柄でさらに痩せていて筋力のない私は、たくましい肩からの筋力がある女性を見るとむりーと思うのです。

ああ、京都だ!地下鉄烏丸線で丸太町へ。三条には定宿がありましたので、ああ、帰ってきた!という感じです。私の体の細胞が全部私になります。そして、銀閣寺行のバスに乗って京の町を移動すると、それだけで幸せでした。なぜ、こんないこの町が好きなのだろう?京都が好きな人が多いですが、私は私の呼吸ができる町なのです。

法然院の紅葉は今一つ。中途半端です。海外からの観光客と男性のカメラマンが多いです。

そして、安楽寺へ。ここもまだ紅葉は・・・。この哲学の道周辺はどこか鄙びています。でも、疎水を歩くのが大好きです。永観堂が近くなると人が増えてきます。ここまでと、河原町方面へバスで戻ります。おなじみの鴨川の風景。そして、木屋町の高瀬川。店はモダンになったりしていますが、それさえも飲みこんで京都は健在です。

            

元はと言えば、京都に(もしくは京都の近くに)住みたかったのが、いろいろ考えて、今の長浜に来ました。でも、私の細胞は、やはり、京都がいいと言っていました。

観光客であふれ、だらしのなく着物を着て歩く若い人たち。そして、それを商売にするお店の増加。それがいやでしばらくは町を歩きませんでした。でも、京都はさまざまのことを歴史の中で、許してきたのです。血で血を洗った天井さえも許しているのですから。いつの間にか私もそんなことを受け入れる私になりました。

 


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