昨日のNHKドラマスペシャルで東京大空襲で消防に命をかけた若者たち~「東京が戦場になった日」を見ました。私の祖父母、父・叔母は東京で大空襲に遭いました。子どもの頃、祖母がよく大空襲の話をしてくれました。「焼夷弾がメラメラメラと・・・空は真っ赤だった・・・」でも、私はもう一つ聞いていた関東大震災の話とゴチャゴチャで、浅草の浅草寺の池に飛び込んだのは、どちらか?どちらも火事の話で記憶が混乱しています。朝ドラの「ごちそうさん」でも戦時中、戦後の大阪の様子を舞台にしています。ドラマを見ていて怖いのは、あれがドラマのことのように感じてしまうことです。祖母の口から聞かせれていなかったら本当に架空の話のように思ってしまいそうです。私が子どもの頃、上野や銀座に行くと、傷痍軍人と言われる人たちがいました。白い服を着て、義手や義足の人がいたのがまだ記憶に残っています。いまの子供たちはまったく戦争の影を見ることがないわけですから、まさにドラマの世界、ゲームの世界なのでしょうね。写真展や語り手によって語り継がれないといけないですね。戦争をしらない若い世代の国会議員さんもいるわけですから。この平和が、子どもたちのために守られますように。
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