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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

セカンドラブ

2015-07-30 21:00:16 | 日記
 井上陽水が14年ぶりにカバーアルバムを出した。カバー曲がよかったので、欲しいと思った。ネットで視聴できた。1曲目の来生たかおのセカンド・ラブを聴いた。くせがありすぎて、違うと思った。来生の伸びのある甘い声でないと雰囲気が違う。急に、来生たかおの曲が聴きたくなった。離婚してすぐに知人の好意でいた事務所にこのCDがあった。一人で何回も聞いていた。「夢の途中」が好きだった。きっとあの歌の女性のように、愛した男たちを思い出に変えたかったのかもしれない。でも、いま改めて聴いてみると「このまま何時間でも抱きしめていたい・・」ここだと、思った。あのとき私は誰かにしっかりと抱きしめていてほしかったのだと。そうでなければ、いまにも消えそうだったのだろう。久しぶりに聴いた来生たかおのシルエット・ロマン。いや、なんとも大人の曲だ。今の若者には、わからないかもしれないなぁ。艶めかしい。こういうの好きだなぁ と思った。恋した女じゃないと あの時めきは分からないかな。

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あわれみ

2015-07-28 23:50:57 | 日記
 7月も終わろうとしている。幾分日の暮れが早くなった気がする。ただ、1日、1日、地面に熱が溜まっているようで暑さは日ごとに増していく。久しぶりの教会のお友達と食事をした。スペインへ巡礼の旅に出ていた。彼女が旅した頃は、調度、EUとギリシャ問題がTVで流れていたという。彼女は、自分と違うトーンの人達と旅をしていたと言う。彼女がドイツなら、彼女たちはギリシャ人のように思えたと言う。たしかに、彼女も私もドイツ的だ。彼女は「ドイツ人が憐れみを持ち得た」という感じで帰国したという。正義だけでは生きられない。正義を貫けば、争いが起こる。「あわれみ」という日本語の語彙とキリスト教でいう「あわれみ」は少し違うように思う。「傍らに寄り添って、その人の痛みをみる」というのでしょうか。ただやさしくその人の背中を撫でるだけでいいのではないかと思うのです。正義は確かに正しい。でも、人は正しさだけでは生きていけない気がする。背中を撫でるやさしい手が必要だと。

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夏休み

2015-07-26 21:47:26 | 日記
 猛暑が続いている。ここ湘南は海風が吹くので、部屋の中にいれば汗をかきながら、なんとか冷房を入れずに過ごしている。昔の夏休みを思い出している。朝は早起きしてラジオ体操に行く。カードをもらって毎朝出席の判を押してもらう。休んだ日でも裏のおばさんが押してくれたのを覚えている。「新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空あおげ・・・」こんな音楽で始まった。午前中は、宿題やらをして午後は学校のプールへ出かけた。プールの帰りに花壇のおしろい花の種を摘んだ。夕方は縁日へ出かけることが多かった。不忍池の縁日は大きく、祖父と都電ででかけた。

ほおずきや鈴虫を買ってくれた。精巧な竹の籠に虫を入れてくれた。ほかに夜は、学校の運動場で映画の上演があった。風に揺れる画面で、雨降りの映画「ビルマの竪琴」を見たことを覚えている。「キクとイサム」なども上演された。時の流れが緩やかだった。鎌倉や江ノ島に海水浴に行くと「しゃこ」が採れた。目いっぱい遊んで、宿題が溜まってしまった。海外へいくでもなく、母の田舎へ行き、叔母たちにかき氷をご馳走になるぐらいだったが、その豊かさは宝ものだ と思う。





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夏に思う

2015-07-20 20:42:36 | 日記
 朝、ベランダから空を見て夏だ! と思った。今日は海の日。海水浴で海は混み合っているのだろう。

夏の空は、戦争を思い出させる。長崎や広島の原爆、終戦記念日が近いせいだろうか。

子供の頃の、お盆には、玄関の横で、迎え火を焚いた。野菜籠と盆提灯を思い出す。白地に薄水色の模様のある

お盆の提灯だった。叔父が戦死(実際は自死だったというが)して、落ち着いてから仏壇や提灯を求めたのだろうから5年くらいしか過ぎていなかったのではないだろうか。おりんも子供心に、きれいな音だった。それが今も仏壇にある。子どものころ何度も何度も聞いた祖母の東京大空襲の話。メラメラ燃える焼夷弾で東京の空は真っ赤だったという。せめてこの夏の時期にだけでも、当時の写真を多くの人に見せられないものだろうか。

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息子たち

2015-07-19 20:58:36 | 日記
 関東では梅雨が明けたらしい。暑さがやってきた。湘南の海風が吹くので、都内などよりも幾分涼しい。夕方になると花火の音がする。夏だ!お友達は、高校生で野球部の息子さんの夏の大会の応援。男の子が欲しいと思った。この年で何を なのだが、来世では男の子が二人ほしい。小さい時はサッカーをさて、親ばかで大会には応援に行くのだ。でも、私は大変なことに気がついた。この二人の子のお父さんは別々なのだ。同性婚もOKな今だからこんなことを思えるのかもしれない。桐島洋子さんのように生きたいと思うこともある。奔放に生きるのではない。ただ、正直に生きると、私は家庭を守って子育ては出来ない気がする。異時限にいる2人を同一平面では想うことができない。どちらも大切だが、大切さが違う。そのように思う自分を今は認めることができる。私はそういう女なのだと。


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