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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

受け入れられる強さを

2018-04-30 16:51:19 | 日記

 なんとなく街が静かだ。みな、どこかへ出かけてしまったのだろうか。今日はお茶の先生のお干菓子の作り方の講習会に出かける予定だった。もし、なにか病院から電話があると・・・と思うと誰かと一緒にいるのは憚れた。一人で仕事を粛々とこなすのがいい。

人とのかかわりの中で、「なんでそんなに怒るのだろう?」「なんでそんなに文句ばかり言うのだろう?」「なんでそんなことを自慢するのだろう?」など思うことが多かった。その『なんで?』を考えた。もちろん想像であるが。初めは「気の毒」に思えた。そのうちに「でもその人は一生懸命なのだ」と思えた。その人にはその人の主義主張がある。人には自分の正義があると 教えてもらった。

「託されて強くなる」そんなコピーがサッカークラブのポスターにあった。いや、違うよ、強くなるのは託すことが出来るからだよ と思った。「強い」ということは、何事も受け入れられることだ。「文句」も「自慢話」も。全部OKできることだ。なにかを受け入れられる人は強い人だろう。そうなれるには、自分を託すことができるものをもてることだろう。

 ベランダに草花があふれ出した。わが想いを託して。

 

 

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やさしいことはかなしいこと

2018-04-29 20:49:34 | 日記

夜になると急に部屋が寒くなる。昼間のあたたかさ(暑さ)がうそのようだ。

やさしいことはかなしいこと。どんなに腹立たしいこともなみだとともに流してしまう。

やさしいことはさびしいこと。すべてを包み込もうとすると心は空になる。

やさしいことは寒いこと。冷えてくる部屋のようにあたたかいぬくもりがほしい。

やさしいことはかなしいこと。自分のことは何も望まない。

やさしいことは愛するから。愛しく思うからただひとり悲しいのです。

 

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そうだ 京都へいこう!

2018-04-28 20:20:02 | 日記

連休の初日は爽やかな日で始まる。行楽ではなく、今日は自分の通院日。交通事故後通院していた病院から地元の病院へ通うことになった。バスで20分ぐらいらしい。バスの中で、携帯が鳴った。母が入院中の病院からだ。担当医が「急を要することではないのですが・・」と気遣いをみせてくれた。肺にたまった液体を抜いた結果報告で、ただ呼吸を維持するために装置をつけているので、来院したときに驚かないように という内容だった。彼は研修医だった。ふと、だからできる気遣いかもしれないと 皮肉にも思った。

新しい通院先の病院からは山が見えて、近くに小さな川も流れている自然豊かな中にあった。どこかで見た風景に似ている。携帯の音を気にしながら夜まで過ごした。たまっていたアイロンがけをしながら、NHKのぶらタモリを見ていた。京都・東山は魅力ある場所だ。白川の付近はよく歩いた。最近は桜が終わったころ、琵琶湖疏水を滋賀へ向って歩いた。京都をまったく違う角度で見ることができたぶらタモリはたしかにいい番組だ。お茶を始めたので、茶室から眺める庭も興味が増した。

京都は奥が深い。私は特に洛北に行く。そして最近は滋賀へ抜けていく。前もブログに書いたが、その昔、大原の里の尼寺にいて、比叡の僧をひそかに想っていたのではないかと。山があり、川がある。人はそれを自分の庭に取り込もうとしたのかもしれない。一日ぼーっと変わりゆく庭の景色を見ていたい。母が退院できたら、そんなときを静かに過ごしてみたい。疲れているのかな。

       

 

 

 

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三日待とう

2018-04-27 21:27:22 | 日記

 入院中の母の治療方針も決まり、ほっとして帰宅しました。世間は『連休』ムードですが、私にはなにもありません。海外旅行やらうらやましい限りです。疲れてソファーに横になり、TVをつけました。歴史的な瞬間の映像を見ることができました。こんな映像がみられることが3ヶ月前には考えられなかっことです。やはり同じ民族だからなのでしょうか。ここは疑わずに見ていきたいと思うのです。

 今日は上手くコミュニケーションが取れてうれしい日でした。母の集中治療室の担当医とでした。彼もうれしそうでした。おそらく人の感情は3日もすれば、落ち着くもののように思います。特に『怒り』は、3日もすればよほどでないかぎり落ち着きます。喜びは深くなります。悲しみも少し落ち着くこともあり、また、深くなることもあります。だから、特に『怒り』に関して発言するときは、まず相手の意見を尊重して3日待つ、これが大事だと思うこの頃です。3日あると、表現も上手くできるようになります。相手に話す、メールを書く にしても言葉を選ぶことが出来るようになります。

それが上手くいったときは、相手の方から感謝の言葉さえ頂くことがあります。そんなときは、ああ3日我慢してよかった と思えるのです。3日間どう過ごすか? 忘れるのが一番ですが、私は実はこのブログで吐き出しています。(笑い)

 

 

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日の名残り

2018-04-26 21:47:19 | 日記

 いいお天気だった。名古屋のサッカーのお友達のお宅へ、贅沢なランチをしに出かけた。諸々考えるとこれも悠長に遊んでいるときではないのだが、お約束したのでがんばって出かけた。広い庭にあるナンジャモンジャの木の下で手作りのランチをいただいた。青々とした庭の木々に囲まれていただくランチは最高だった。

往復の新幹線でS氏から感想をもらっていたカズオ・イシグロの「日の名残り」を読んだ。昨夜、S氏にあてた感想とは違って、胸が苦しくなった。昨夜、人生の転機は案外30センチくらいの溝を越えるか越えないかではないか と書いた。いやそれ以下ですよ という返信だった。そう、転機は5センチくらいの近さで起こる。そんなおろかな恐れかもしれない。

「日の名残り」には、うつくしい田園風景が描かれている。英国にはいまもそんな風景が残っているのだろうか。そんな田園風景をドライブしたら・・・。過ぎしの過ちも希望になる気がする。心が萎縮していくようなことが起こるこの頃。

英国の庭園でパラソルを広げて楽しむようなランチだった。

 

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