2日くらい家を空けることは2年前はよくあって、それなりにこなしていた。今回はたった1泊でも疲れた。家にいないと不安定になる。ボロの貸家でも「家」に戻るとうれしい。これは不思議とマンションに戻るのとは少し違う。私がこの家を気に入っているからかもしれないが。結婚したら地方なら一軒家に住むのがいいかもしれない。
ぶろぐを書こうとしたら、ネットにつながらない。今日は3回目。パソコンの?調子が悪いのか。あまり見たくない出来事が多いからか。少し、柔らかいお話をしよう。今朝のあさドラの浅野忠信と永瀬簾の親子が話題だった。浅野忠信らしい不良役だ。危ない感じの役のほど魅力が出る。今の若い俳優でああいう役をこなせる役者は少ないかもしれないなぁ。ショーケンや日野正平のような役者がいない。NHKのBSで日野正平の「こころのたび」を見たときに「いい味が出てきたなぁ」と思った。今は、消毒薬をたっぷりかけたような役者が多い。
ネットで読んだ記事だが、両親ともに不倫をしている家庭で、それぞれの不倫のだしに使われて育った男性のことだ。だから、彼は高校を卒業して大学時代に1度だけ恋愛をして、その後26歳で結婚し、両親のようには絶対ならないと、心に誓ったそうだ。女の子二人が生まれて、まじめにサラリーマン人生をしていた。子供が小学校を終えて、ほっと一息ついたときに、高校の同級生と恋に落ちた。夢中になった。やはり、自分には両親の血が流れていたと思ったそうだ。すぐに奥さんの知るところになり、目が覚めて別れたという。両親と自分は違うのだと仕事一筋、家庭一筋で過ごした。娘二人が大学を出て50歳になったころ素敵な女性に会ってしまったという。以前の恋などとは違う、「素敵な女性として尊敬して一緒にいたい(話をしたい)」と思ったそうだ。彼女とは時々食事をしたりして、男と女の関係にはしなかったというが、彼のなかでは一番大事な人となったそうだ。そして、男と女の関係にもいろいろあるんだと思い、母親のことを思い出したという。すてきな男と女の関係もあるのだと。
それで、彼は母親の誕生日に初めて花を送ったという。母親はびっくりして「なにか悪いことをしたの?」と連絡をくれたという。不倫の遺伝子ならそれでもいい。素敵な遺伝子だと思ったそうだ。
まぁ、『不倫の薦め』ではないが、この話は結構うけている。人生は一枚岩ではない。私はそう思っている。